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対面かオンラインかオンデマンドかハイブリッドか…。

今日から10月です。なのに台風16号到来!と、のっけからピンチでしたね。こういう時にオンライン授業は助かります。本日は日本史情報処理のガイダンスでした。もともと新型コロナウィルスの感染を心配してオンラインでやろうと思っていましたので、幸いでした。履修者は18人です。一昨年の40人より半分以下ですが、これでも対面でやろうと思うとTAでもいないとたいへんなんですよ。

一応、ビデオはオフにしてもらって、しかもそこに書かれた学生章番号や名前なども消しましたので、私がスマホを構えている以外は何もおもしろみもない画面ですね(^^)しかもこのアプリは、消した後は背景を移すので、ディスプレイにも私の姿が映っています。これだったらスクリーンショットを撮った方がよかったですね。でも、顔出しは恥ずかしいし…。あ、真ん中のコードがこの前、ご案内した新しいWebカメラです。

台風も問題でしたが、中国と韓国からの留学生はまだ来日できないそうですので、その意味でもオンラインは便利ですね。2人ともちゃんと授業に参加してくれていましたよ!ただこれからはどうしようかちょっと思案中です。せっかくですから、みんなの意見を聞いたところ、そもそも日本史情報処理は卒論を書く過程でのWordやExcel、PowerPointの使い方をマスターしようという授業ですから、やはりその場でいろいろ聞きながらやりたいみたいなんですよね。

これは授業で使ったPowerPointのスライドです。そもそも外国製ソフトであるWordは、日本語を、それも縦書きで入力するには少し難点があります。とくにルビ!そうフリガナを入れると行間が空いてしまう。その対処からやっていきます。

Excelは表計算ソフトですが、私らはどちらかというと表を作成するのに使います。その第1段として論文・文献目録を作成するのですが、その際にインターネットの検索もやってみる予定です。あと、江戸時代の人口調査を使ってがグラフを作成してみるといったこともやってみます。ここはあまりいろいろとやりすぎると時間を食うんですよ年。

PowerPointはプレゼンテーション用のソフトですが、これ概念図を作成するのにも便利なんですよね。このサイトでアップしている概念図はだいたいPowerPointで作成しています。それを応用するとポスターなんかも簡単に作成できます。ただ、そこまでやれるかな…。

オンデマンドで作成してYouTubeで限定公開しようかなと思っていたのですが、留学生たちはオンラインの方がよいと言っていましたし、せっかくだから対面でという声もありました。そうすると留学生をはじめ、出てこられない学生、コロナが心配な学生もいるでしょうから、オンラインで配信しながらやるか、とにかくハイブリッド型も考えて行かなければなりませんね。日本史専門の授業とはちょっと性格が違いますので、もうひと工夫もふた工夫も必要でね。う~む、難しい。

でも、これってやっぱり新しい可能性ですよね(^^)

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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