大山は雲を被り、富士は雪を被る

今日のつぶやき
大山は雲を被り、富士は雪を被る

ここのところ、大学と自宅を往復するだけです。卒業論文の提出まで後11日となりました。帰りも午後9時とか10時ですから、本当に大学に行って帰るだけです。もちろん、大学に行けば卒論の指導があるし、来年のゼミ生は対面、一般教養と日本史情報処理はオンデマンドですから、必要な分は動画を作ります。帰ってから作成すると当然深夜におよびます。この後は、12日(日)に橫浜で古文書を読む会で講師をしますから、それ以外は本当に往復だけの毎日です。今回は『幕末風聞集 増補改訂版』に収録されたペリー来航関係の史料を読む予定です。

そんな時に天気がよくて眺める富士山と大山だけが息抜きですね。車で通勤する途中、伊勢原でみた相模大山は頭に雲を被っていました。ここら辺の言い伝えでは、大山の山頂に雲がかかると雨になるとか…。今日の場合は、昨日の雨の残り香といったところでしょうか?

雨を降らす雲が天に昇っていくような感じですね。

大学に着くと、歌のように富士山は、頭を雲の上に出していました。四方の山を従えて…、確かに。ん?四方かどうかはちょっと疑問ですが…。

こちらが湘南キャンパスの1号館の屋上に上って、iPhone12の望遠を最大限にして撮した富士山です。この前に比べてさらに雪が多くなっていますよね。昨日の雨がかなり雪を降らせたので洋。最近は本当に高嶺の雪が少なくなっていましたから、今年は何とも気持ちがよいです。全山雪になるのも早いかも知れません。

向かって左にある大穴が、何度も言いますが宝永4年(1707)の富士山噴火の跡、宝永山ですね。宝永山全体が雪を被っていて、これもまた美しいです。

大山と富士山を一緒の場面におさめるとこうなります。雲を被った大山と雲を見下ろす富士山との違いがくっきりですね。大銀杏の葉っぱもずいぶんと落ちています。まさに初冬の風景ですね。空の色も冬の青空になってきました。冬将軍の到来も間近なようです。さて、卒論提出が早いか?冬将軍の到来が早いか?いずれにしてももう少しの努力だ!頑張れゼミ生たち!頑張れ4年生!!

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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