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仕事納めに…浮かぶ富士!

今日は仕事納め。午前中で職員の皆さんも終わりです。ちょっと研究室と緒形拳さんの資料に用があって、私も今年の仕事納めに参りました。慌てていく必要もないので、歯医者さんに行った後に久しぶりに電車で大学まで行ってみました。

当たり前ですが、東海大学前駅には人影もほとんどなくて、がらんとしています。もっともこの駅から研究室までは普通に歩いて20分くらいかかります。それも丘の上です。「東海大学前駅」じゃなくて「東海大学麓駅」だよね、というのはよく皮肉で言っています(^^;)

駅から学生たちがメインで歩く道の最後には急階段とエスカレーターがあります。

このエスカレーターができる前は、隣の階段は踊り場もない急階段でした。前にも書いたかと思いますが、この坂を一気に登れなくなるともう定年だということで、教員の間では通称「定年坂」と呼ばれていました。実はこの階段の50mほど右側に一代目の急階段がひっそりと残っています。結構、急な階段であったことがわかっていただけるかと思います。

今日も天気がよいので、階段をあがって北門から入って、1号館の屋上に上がり、今年最後の富士山の写真を撮りました。

♪あぁたぁまぁを 雲の~上にぃ出しぃ~♪という歌の通り、雲の上から頂上だけがのぞいていました。ん?よく見ると何だか途中が切れているようで、富士山の頂上だけが浮いて見えませんか?「天空のラピュタ」ならぬ「天空のFUJI」ですね。こんな光景も珍しい!

仕事納めだというのにキャンパスはいやに賑やかです。

中央通りにはバスがたくさん停まっていて、ラグビー場では練習試合をやっていました。反対側の陸上競技場も練習の真っ盛りです。おかげさまで26日(日)の第58回全国大学選手権準々決勝で、慶應義塾大学に27-12で勝ちましたので、1月2日(日)の国立競技場の準決勝に進みましたからね。でも、次は明治大学です。正直、きついなぁ~とラグビー部の学生も言っておりました。ただ、バスは高校の名前が書かれたものが多かったような…。第101回全国高等学校ラグビーフットボール大会に付属仰星高校が出場していますから、その関係でしょうか?

陸上競技場の練習は駅伝部でしょうか。2日は箱根駅伝とラグビーの準決勝と両にらみです。と、思っていたら、駅伝部の学生が隣を風のようなスピードで駆け抜けていきました。さすがに早いなぁ。今じゃ全力疾走でも絶対追いつきそうにありません(^^;)

こちらは緒形拳さんの台本と新国劇のパンフレットです。ちょっと整理具合を確認する必要があったのです。大学院生と学生に手伝ってもらっているのですが、みんな授業が忙しくなかなか時間が取れないようです。やっぱり資料整理は人海戦術が必要ですからね。

とりあえず、来年度のゼミに備えて、先ほどの事務室に置いてある関連文献を少し入れ替え、研究室も少しだけ片付けて仕事納めです。

帰る頃には陽も落ちていましたが、まだまだ空は蒼く、夕陽に照らされて少しだけ紅くなった1号館がきれいで、思わず写真を撮っておきました。人っ子一人歩いていなくて、これもまた珍しい風景です。

じゃぁね、また来年!ありきたりだけど、頑張ろーっと!!

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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