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蕾ならば花ならむ…。

2022年の1月も残り1週間を切ってしまいました。本日の新型コロナウィルス感染者は7万人超えだそううです。これは10万人超えまでいきそうですね(>_<)学内の感染レベルも3まで上がってしまいました。授業は終わりましたので、少し学生たちにはおとなしくしてもらうしかないですね。

それにしても今年の冬は寒いですね。そういう予想が出ていましたが、思っていた以上です。北陸や東北地方は雪も凄いし…。

そんな中、ふと思いついて準硬式野球場の北側にある梅林を見にいってみました。ここは南側の斜面ですから環境がよく、早めに梅が咲きます。

う~ん、やっぱり遅れているようですね。その中でも白梅の木にはちらほら花が見えます。紅梅の方は思いっきり蕾がふくらんでいますが、まだ開花には至っていないようですね。

蕾ならば花ならむ 花ならば実にならむ 実ならば種を落とさむ

花にも実にもなりがたいこの2年間が恨めしくもなります。恋人通りのメタセコイヤもすっかりと葉が落ちて、今は寂しい雰囲気を醸しています。

やたらと青空が眩しいです。大寒は過ぎましたが、まだまだ寒さは続きそうです。毎年のこと、この時期は風邪にご用心、とくにインフルエンザにご用心と言いたいところですが、マスクに手洗い、うがいなどでインフルエンザは押さえられているようですね。その分、新型コロナウィルスのオミクロン株がもの凄い速度で広がっているわけですが…。オミクロン株は感染力が強い分、終息も早いと言われていたので、期待していたのですが、オミクロン株のさらに変異したものが外国では流行っているようで、もしかしたら第6派に続いて第7派が襲来する可能性もあるとか…。春が来たら、何とかなると思っていましたので、本当に何とかなって欲しいですね。

そんな時だけに、梅一輪が嬉しいですね。

梅一輪 一輪ほどの 暖かさ

松尾芭蕉の弟子、服部嵐雪が詠んだ有名な句です。まさにそんな風情でした。何とか受験生たちが無事に試験を受けてくれたらと切に願います。

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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