パルオキシメーター

おかげさまで昨日書きましたように、新型コロナウイルスによるかみさんの自宅療養も、濃厚接触者としての私の隔離生活もようやく解除されました。かみさんは早速、本日から出勤です。私は明日には大学に行きます。

ところで、新型コロナウイルスが流行するようになってよく聞くようになった機器で、パルオキシメーターという血中酸素濃度を測る機器がありますね。血中酸素濃度は、96～99％が理想的な値だそうです。で、新型コロナウイルスに罹った人が診断を受ける目安として、99～96％であれば軽症、96～93％が中等症Ⅰ、93％以下が中等症Ⅱで、90％を下回る場合は呼吸不全として速やかに対応すべき状態で重症と診断されるそうです。よくテレビで軽症、中等症、重症というのはこういう区分だったのですね。身近に感染者が出て初めて知りました。

新型コロナウイルスに感染したと診断されたかみさんには、1月31日の記事で書いたように、神奈川県から『自宅・宿泊療養の手引き』がPDFファイルで送られてきます。それよりちょっと遅れてパルオキシメーターが送られてきました。もちろん、貸出です。計測してみたら、97％くらいでしたから軽症ですね。娘もちょっと低いけど大丈夫といっていました。

そこで、せっかくだから、今日私も計ってみました。

95％です。あれ？結構低めですね？理想値とそう大きく変わるわけではないですが、だいたいは98％くらいあって当たり前なのに…。どうも血中酸素濃度が私は低かったようです。そう言えば、結構、息苦しさを感じることもありましたし、いつも眠いのもどうもこれが一つの原因ではないかとかみさんも言っておりました。どんなに睡眠を取っていても、いつも眠くなるんですよ。観劇するときも講演を聞くときも、最悪なのは会議の時です。いびきもやはりそうかも…。

いずれにしてもこのまま新型コロナウイルスに感染したら、そのままで中等症じゃないですか！ちょっとびっくりしました。さすがにO2カプセルとか「家庭用高濃度酸素発生器」なんかを買ったり借りるほどではないですが(O2カプセルにはちょっと興味がありますが)、ちょっと対策を考えた方がよいかも知れません。寝ているときにも息苦しく感じることがありますから。

とりあえずの対策としては、うんと酸素を吸い込むように深呼吸をすることが大事なようです。Apple Watchには深呼吸を促す機能があるのに、ここのところ無視していました。早速、やってみることにしましょう。

これは意外と盲点ですよ。新型コロナウイルスのオミクロン株は、これまでより軽症とはいわれていますが、そもそも血中酸素濃度が低い人はとくに気をつけた方がよいかも知れません。機会があれば、人差し指をさすだけですから、皆さんも計測してみるといいかも知れません。Apple Watchをつけている人は、目安には過ぎませんが、やはり計測する機能がついているようです。