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おはなし三人組と目黒川の桜

またまた昨日の話になります。ここのところ1日遅れで書くことが多いですね。結構、遅く帰ったりすると書けないことも多いですし、1日過ぎた方がまとまったりします。

さて、今回の機能のお話ですが、中野駅にある「なかのZERO」というホールに「おはなし三人組」の公演を観に行って参りました。「おはなし三人組」というのは、日本橋に関係のある3人の芸人さん、落語の三遊亭朝橘(ちょうきつ)さんに声帯模写の江戸家まねき猫さん、そして講談の神田山緑さんの3人トリオでそれぞれの芸と3人のトークショー、そして3人まとめての新作話芸の見せるショーです。時間は19時からでしたので、行きはもちろん…

新型の小田急ロマンスカーGSE!通称、赤い稲妻です。あ、もっともこのニックネームは私が勝手に言っているだけです(^^;)

江戸家まねき猫のお姉さま(ずっとこう呼ばせていただいております)。私の方が年上ですが…)は三代目江戸家猫八さんのお嬢さんで、そうですねもう何年のお付き合いになりますか。妹のハッピーさんとの方が当然長いんですけれどね。

今回の公演は、前座が桂空治さんに始まって、講談の神田山緑さん、ものまねの江戸家まねき猫お姉さま、そして落語の三遊亭朝橘さんの芸を堪能し、仲入が入って、おはなし三人組のトークコーナー、そして最後が昔話「十二支のはじまり」でした。神さまから元旦に駆け付けた動物(空想を含む)をその年の大将とするというので、駆け付けた順にネズミからイノシシまでの十二支が決まったこと、そしてなぜ猫がいないのかといった落語をモチーフにしたものです。講談の山緑さんが全体のナレーションを務め、朝橘さんが動物同士の掛け合いを、まねき猫お姉さまがそれぞれの動物のものまねをするというものでした。これは小学生にもわかりやすい話だなと思いました。いや、大学生だって受ける話でしょう。

向かって左から山緑さん、朝橘さん、そしてまねき猫お姉さまです。とにかく大笑いしながらの楽しいひとときでした。今日初めて知ったのですが、そもそもこの三人組は、NHKで放映されていた「お笑い三人組」を模したものというか新たに結成したものと言うことでした。確かに「お笑い三人組」も落語の三遊亭小金馬(現:2代目三遊亭金翁)、講談の一龍斎貞風山、声帯模写の3代目江戸家猫八さんのトリオでした!しかもまねき猫お姉さまはその正当な後継者でもあるのです。なるほど…。

できればこの「おはなし三人組」をどこかで呼びたいな。できれば大学でも…とも思っております。

公演には長女夫婦に次女も来てくれましたから、久しぶりに全員集合でした。終わって喫茶店でお茶をして、その日は新宿に泊まりました。

そして本日は、東京目黒雅叙園でかみさんがチョコレートを買いに行くというのでまずはそのお付き合い。せっかくですから、目黒川の桜でも…と観に行ったら、なんとほぼ九分咲きではないですか!

天気はいまいちでしたが、昨夜の雨も上がりましたので、十分に桜を堪能することができました。まん延防止等重点措置、通称マンボウも解除されて、結構、人でありましたね。どうです。この咲き誇る桜の並木!

目黒川には船も浮かんでいてなかなか優美です。カヌーを漕いでいらっしゃる人たちもいらっしゃいました。昨年は河津桜を見に行きまして、背景の山とのコントラストが見事でしたが、こうした都会のど真ん中で、川の両岸に並ぶ桜並木もこれはこれで絶景ですね。今年初めての花見となりました。

せっかくですから目黒雅叙園もちょっと紹介しておきましょう。

左上が目黒雅叙園の入口です。ややふくらんだ瓦葺きの屋根の両端に向かい合う鳳凰が印象的ですね。中には右上のような金のうさぎさんもいらっしゃいます。その意図はよく分りませんが…。目黒雅叙園と言えばやっぱりトイレですね。左下がトイレの入口、そして右下が男性用のトイレです。何と中には赤い橋が架かっていて、その先に洋式便座の個室があります。これこそまさに優美ですね(^^)

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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