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筍は煮えたか?

この前の日曜日に夢未市(ゆめみいち)で筍を買ってきました。夢未市は、厚木にある地産地消のお店です。地元の農家から出荷された新鮮な野菜や地元のショップの加工食品、魚肉などが並んでいます。道の駅みたいなものですね。ここで地元の筍を売っていまして、しかも米ぬかが筍についていましたので、買うことにしました。筍はあく抜きが必要で、そのために米ぬかが欲しいのですが、別に買うとなると結構、厄介なんですよね。ただ、夢未市ではお米も玄米も売っていますから、米ぬかは簡単に手に入るのでしょう。買ってきたら早速、糠と一緒に煮ます。

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まぁ~こんな感じですね。といっても、私はとくに何にもやっていないのですが…(^^;)煮上がった筍で、土佐煮や焼き筍などをかみさんが作ってくれまして、今日は待望の筍ご飯を炊いてくれました。

親戚連中がまだまだ若くて元気だった頃は、母の実家である八女郡は黒木町(現在は八女市黒木町)の伯父の家から、毎年春になると筍を送ってくれたものでした。それも立派なものを何本も!伯父と一緒に筍掘りに行ったことがありますが、とにかく名人でした。見当をつけて足で地面を踏んで、まだ地上に出ていない筍を見つけ出すのです。私らではまったくわからないのですが、踏んでみると確かに足の裏に筍のきっさきを感じます。地上に出たものはもう堅いとか言って探すんですよ。確かに伯父の家から送ってくる筍は下の方まで全部が柔らかかったです。ポツンと一軒家に出てきてもいいくらいの山の中にある親戚でしたが、さすがに山の筍や栗やインゲンマメは美味しさが違ってました。あ、母の実家は一軒家ではなくて、山の中でも集落になっています。もうずいぶんと行っていませんが、限界集落になっていなければいいのだが…と思っています。小学校時代に泊まりに行くとしたら、盆や正月に母が実家に帰るのについていくくらいでしたから、想い出が多いのです。

話がそれてしまいました。筍ご飯はやはり春の味ですね。厚木の筍も結構、柔らかかったですよ。

筍ご飯にワカメのみそ汁に鰯のマリネにたくあん。食事はシンプルなのに限りますね(^^)

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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