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ロマンスカーミュージアムとシン・ウルトラマン

昨日観てきましたシン・ウルトラマン!初放映が1966(昭和41)年7月17日から翌年4月9日までとのこと。ちょうど小学校2年生から3年生にかけてのことで、はっきりと覚えています。言ってみれば、ウルトラマン第1世代ですね。その第1世代が、50年以上経って新作のウルトラマンを映画館で、しかもシニア割で観る日が来るなんて想像出来たでしょうか?考えてみれば、なかなかコアな体験です。

映画館は海老名市のビナウォークにあるTOHOシネマズです。上映までにはちょっと時間があったので、ロマンスカーミュージアムに行ってみました。初めてです。大人は900円、ちょっと高いかな?

どれも懐かしいですね!上の写真の1番左が初代のロマンスカーで、引退が1979年だったでしょうか?小田急沿線に住んで40数年…恐らく私はロマンスカーの全車両に乗ったことと思います。これらの中でも上に写真の右の2台や右下の車輛のように運転席が2階になっていて、先頭に客席があるタイプが好きです。もちろんどれも先頭に乗ったこともあります。現在、ロマンスカーは完全予約制の全席指定ですが、昔は直前に席だけ買って、空いていればどこでも座ることができました。新宿行きのロマンスカーの先頭車両は昔から予約するのがたいへんだったものの、小田原行きですと結構、空いていることが多かったのです。子どもたちが小さかった時は、三島からブルートレインで帰ることが多く、本厚木駅から小田原駅までロマンスカーによく乗っていました。その時に先頭車両が空いていることが多かったのです。

ロマンスカーミュージアムでは、2階から先に見るのですが、1階におりると新宿から箱根の芦ノ湖までの大ジオラマがありました。もちろんすべての駅があるわけではありません。ただ、その分、江ノ電や箱根登山鉄道、大山のケーブルカーなどの他社線もありました。しかも江ノ電などは、江ノ電は100円入れると動かすことができるのです。せっかくですから、動かしてみました。

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駅舎はもちろんのこと、鎌倉では建長寺や大仏などのジオラマもありました。なかなか壮観でおもしろいですよ。

さて、シン・ウルトラマンですが…おもしろかったですよ。詳しく話すとネタバレになってしまいますので慎みます。いろんなところに初代ウルトラマンへのオマージュが溢れていて、あ、この怪獣は、このシーンはなどと記憶をたどり寄せながら観てきました。

ひと足先に観た上の娘は、あちらこちらにエヴァンゲリオン臭がするって言われているよと言っていました。そう言われてみれば確かにそうだなと思いつつ、いやいや私らからすれば、初代ウルトラマン臭全開やん。怪獣はウルトラQの頃もあるし…と思ってしまう自分がいました。映画館には結構、年配の方が来ていらっしゃいましたが、やはり私らはウルトラマン世代なのです。ちなみに初代ウルトラマンは、怪獣を倒すだけではなく、倒さない回もあります。水のない星に置き去りにされた宇宙飛行士が怪獣化したジャミラや、宇宙の怪獣墓場から地球に落ちてきてしまったシーボーズなどです。そららとはまた違いますが、確か怪獣ジラースの回は、山口の叔父の結婚式が実家であった時でした。ジラースはゴジラに襟をつけた怪獣なんですよね(^^;)

書き始めたら止まりませんので、ここら辺で…(^^;)あ、先の話はシン・ウルトラマンとは関係ありませんのであしからず。それにしてもエンドロールで流れる米津玄師さんの「M七八」は、観終わったばかりの心に沁みますね。楽曲が発表された際に、YouTubeで視聴したときにはそこまでいいなとは思わなかったのですが、実際に映画を観ると違います。出だしでグッときてしまいます。

遥か空の星が輝いて見えたから…♪

こちらは去年の10月に庵野秀明展で公開されていた、シン・ゴジラ、シン・ウルトラマン、シン・仮面ライダーの模型です。カラータイマーのないウルトラマンにはちょっと違和感がありましたが、確かに宇宙人(映画では外星人)にはカラータイマーなんてないですね。初代ウルトラマンの最初の案では、そもそもカラータイマーはついていなかったとか…。

私らは仮面ライダー世代でもありますから、きっとシン・仮面ライダーも観に行くことになるかなぁ~と思っています(^^;)

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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