芋掘りからの~、温泉からの~、研究会

今日のつぶやき
芋掘りからの~、温泉からの~、研究会

それにしても大忙しの1日でした。そもそも小田原市近世史研究会の日程を1日間違えていたのがいけないのですがね(^_^;)

本日の目玉は「竹林のいこい」の畑に植えたサツマイモの収穫です。紅あずま10本に紅はるか5本の苗を植えていましたが、先日、試し掘りをしたことは既報の通りです。で、本日は本格的な芋掘り。試し掘りでも立派でしたから期待が持てます。

長女夫婦も手伝ってくれて、芋掘り大盛況です。どうです!この大きさ!!いや、ちょっと大きすぎて料理に困りますわ、これじゃ~。でも、大きく実ってくれただけで甘蔗です。いや、感謝です(^_-)コンテナに向かって右側が紅あずまで左側が紅はるかです。

朝9時から集まって1時間ほどで作業を終わり、ついでに耕運機も入れました。とにかく今日は天気がよくて気持ちがよかったです。まさしく秋晴れ!

おかげさまで綿の実もこうしてはじけ始めました。こちらも収穫までもう少しです。長なすはまだ実っていて、マリーゴールドも元気です。

お昼は、娘たちと待ち合わせて、七沢の福元館で、例のハンバーガーを!ただし、私は午後2時から小田原で研究会がありますから、一足先にひとっ風呂浴びます。福元館の檜風呂で、入浴料は800円。そして同旅館名物の温泉ハンバーガー850円也。肉も野菜もパテもおいしくて、大きくて大満足でした。できればこのまま寝たいのですが、そうもしていられません。

小田原は久しぶりでした。しかも電車で来ました。こちらはJR小田原駅の提燈ですね。ちょっとぼかして撮しております。結果的にですが…。

小田原市近世史研究会の場所は駅前の「おだわら市民交流センター UMECO」です。UMECOは改めて言うまでもなく、天守閣の広場で買われていた象の名前です。とはいっても、もう知らない人が多いか。

今回の研究会は、小田原市近世史研究会が出した3冊目の研究論文集『近世地域史研究の模索―「つながり」の視点から』の書評会でした。会員でありながら執筆していない私は、まぁ~書評を担当したということです。論集を組むにあたっての趣旨、研究史の整理と2本の論文を論評します。いわゆるネットワーク論から見る地域史研究ということなのですが、単にネットワークという言葉を使うよりも、もう少し人と人との交流を重視したいということで「つながり」をキーワードとしたそうです。はっきり言って、近世史は他の時代と比べるとどうも元気がありません。近世初頭や幕末維新期を除いては、いわゆる戦闘行為の少ない時代はそれだけに「刺激」に欠けることは確かです。なまじ史料が多いだけに個別分散化の傾向も免れません。とくに小田原市近世史研究会のような地域史を基盤に置く研究会では、お互いにどんな共通認識を持って望むか、まさに模索の連続なのです。

でも、やっぱり、続けていくことが何より大事ですね。久しぶりに参加してそんな思いを強くしました。私もまだまだ頑張って行かなければなりません!

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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