仰ぎて見上ぐる富士の雪

今日のつぶやき
仰ぎて見上ぐる富士の雪

わが湘南キャンパスには、富士山を眺めるのに絶好のポイントが3箇所あります。10階建ての3号館と、4階建ての1号館の屋上と、同じく4階建ての7号館の屋上です。昔は3号館の屋上からも眺められたのですが、諸般の事情から今は屋上には行けません。

向かって左が3号館、右上が1号館、右下が7号館です。それにしても空が真っ青ですね。

3号館は高台の上に立っているので、結果的にキャンパス内ではもっとも高い位置になります。これは9階から撮った写真です。3号館からは、扇形の2号館、列柱型の4号館、Y字型で赤いアンテナが目立つ1号館が並んだ富士見通りの向こう側に富士山を眺めることができます。

1号館は富士見通りに西端にありますから、秦野の町と丘の向こうに富士山を眺めることができます。

一昨日の雨で富士山も全山が真っ白になっているかなと思いましたが、何だか左側の方だけに雪が固まって降っていて、右側は少し少ないようですね。しかも左側でも穴の空いた部分、宝永4年(1707)に富士山が噴火した跡にはあまり雪が積もっていないように見えます。でも却ってそれがいわゆる宝永山をくっきりと目立たせてもいますね。

7号館の屋上です。こちらの方が町並みの向こうに富士山がありますね。左側に広がっているのは、秦野の下大槻団地です。

雨上がりの晴天には富士山が一際きれいに見えますが、これからの季節、冬が深まって、空気が澄んでくると毎日のようにこんな風景を眺めることができます。ある意味贅沢です。まさか富士山を眺めることができる場所で人生を送るなんて、高校時代までは想像もつかなかったことです。

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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