春の鹿児島紀行

今日のつぶやき
春の鹿児島紀行

今さらながらの話ですが、今回のWBC、ワールド・ベースボール・クラシックは面白かったですね。決勝戦の対アメリカ戦も緊張した試合でした。ただ、私はちょうどその時間は鹿児島に向かう飛行機の中でしたから、生で観戦することはできませんでした。搭乗したANAには一応、Wi-Fiがあったのですが、電波が弱いのか、大勢の人がスマホやPCなどで使っているからか、アマゾンプライムを見ることはできませんでした。しょうがないのでテキスト速報を見ていました。鹿児島空港に着いたのが、ちょうど8回に入るあたりでしたか?レンタカーを借りたところで、ちょうどロスアンゼルス・エンゼルスの同僚マイク・トラウトとの対決でした。固唾を飲んでアマプラの画面を眺めていると、福岡の実家の妹から「WBC日本が優勝したね。昨日苺を送ったよ」というLINEがポップアップで届きました。テレビ放送に比べてネット配信は少し遅くなりますから…。あらら結果がわかってしまった…。まぁ~安心して見られるっちゃ~見られますが…(^^;)それにしても空振りを取った100マイルのストレート、特にツーストライク目のストレートの伸び、キレは凄かったですね。そして43cmはスライドしたといわれている最後のスライダー、正確にはほぼ真横に曲がるスイーパーですか?本当にエグいというしかないほどの球でした。改めて大谷翔平選手は凄いわ!

1日目

さて、今回の鹿児島訪問は、まったく100%のただの観光です(^^;)かみさんが久しぶりに指宿の砂蒸し風呂に入りたいということで、1泊目に指宿、2泊目に鹿児島の城山に泊まることにしました。まずは車で薩摩半島を南下します。知覧の特攻隊記念館や武家屋敷にはすでに何回か行きましたので、今回はこれらを外して、長崎鼻を目指します。

途中、とにかく目についたのは、「薩摩富士」とも称される「開聞岳」でした。実は開聞岳を眺めるのは初めてで、その姿の美しさに本当に感動しました。船で開聞岳が見えてきたときは、桜島(左上の写真)とはまた違った感慨があるのでしょう。

まず向かったのは、これもかみさんのたっての要望で、釜蓋神社へ

上の2枚が釜蓋(かまふた)神社です。右上にみえる釜の蓋を頭に置いて、落とさないように鳥居から拝殿まで歩ければ、願いが叶うと言います。私も早速試してみました。頭に乗せた感触では割と簡単かなと思ったのですが、階段のところは海からの風が強かったり、後一歩ところで笑ってしまったりして、結局、成功したのは10回目でした(^^;)

下の2枚は薩摩国一宮といわれる枚聞(ひらきき)神社です。こぢんまりとしていますが、確かに趣のある神社です。ただ、薩摩川内市にある新田神社もまた薩摩国一宮と言われているそうで、その時は存じませんでした。

ここから長崎鼻を目指します。

左上の写真は、長崎鼻灯台の手間にある竜宮神社です。そして右上が長崎鼻の灯台です。灯台からの帰りに酒屋さんで地ビールと焼酎を買ったのですが、その際にこの近くの名所として、JR日本最南端の駅「西大山駅」を教えていただきました。無人駅なのでホームに入って写真を撮ることができるとのこと。左下の写真がそれです。後ろに見えている山はもちろん開聞岳です。右下は西大山駅の前にある幸せの黄色いポストです。

2日目

朝起きたら、朝ご飯を食べて、砂蒸し風呂会館へ!ホテルから歩いて2分ほどのところにありました。

左上の写真が砂蒸し風呂会館です。何だか普通の健康センターみたいですが、右側が海になっていて、そこで砂蒸し風呂に入り、会館の中の温泉で泥を落とします。いや~気持ちよかったです。

今日は鹿児島市に向けて北上します。とにかく目についたのは西郷隆盛の銅像です。右上は途中でとったものですが、異常に頭が大きい(^^;)下の2枚は、城山の近くの西郷隆盛洞穴にあるお店屋さん…だったかと思います。

城山のホテルからは歩いて鹿児島市内をまわります。左上の写真は西郷隆盛洞穴のそばにある義士の墓です。そこから鹿児島城に向かいます。右上は城内の黎明館の横にある「天璋院篤姫」の像です。左下は2020年に再建された御楼門の内側で、右下は御楼門から連なる石垣ですが、大筒や鉄砲に穴が無数に空いていて、幕末維新期の激動を今に伝えています。

上の2枚は御楼門を外から撮ったものです。左下は小松帯刀の、また右下は東京の上野公園にある西郷隆盛増と並んで有名な、軍服姿の西郷隆盛像です。

上の2枚と左下は照國神社です。鹿児島の神社はほとんど朱塗りですが、ここは違いましたね。石の鳥居も立派です。左下の写真は木の種類は忘れましたが、鶴をイメージしたもの。鹿児島城は鶴丸城とも呼ばれますから、そのオマージュですね。照國神社は鹿児島の総氏神様だそうですから、さもありなんです。

右下は言わずと知れた鹿児島名物、天文館の白熊のかき氷です。その前に揚げたてのさつま揚げも食べたのですが、どちらもおいしかったですね。さすが!

3日目

3日は帰る日でしたので、あまり多くは廻らず、大汝牟遅(おおなむち)神社と霧島神社に行ってみました。

こちらが大汝牟遅神社です。歴史タレントさくらゆきの小栗さくらさんのtwitterを見て、行ってみることにしました。拝殿の階段に備えられていた紅白のうさぎがやたら可愛かったです。赤いうさぎは神社の朱色とかなり同化していましたが…。

もう一つ驚いたのは参道にあった「千年楠」の森でした。右下の写真はその一部ですが、すごく神秘的で、マイナスイオンをいっぱいいただきました。また、右下の写真にあるように境内にも巨大な楠がありました。

最後は霧島神社へ。ここは10年くらい前に実家の母や妹、甥、姪とうちの家族で宮崎に行った際に立ち寄りました。何でも一昨年ですか、神社が国宝に指定されたとのこと。拝殿から本殿間の流れや、東照宮を思わせる彫り物など見事です。柵の外のある角度から見ると枝が神主に見えるという…右下の写真ですね、これもしっかりと撮ってきました。

22日(水)から24日(金)まで鹿児島は雨の予想でしたが、晴れはしませんでしたが、雨には一切降られませんでした。さすがに晴れ男!!面目躍如の旅でした(^^)

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

コメントを残す

コメントを残す

«
»
  • LINEで送る