じぃ~じ L311

今日のつぶやき
じぃ~じ L311

私事で恐縮ですが、と言うか、ここでは私事ばかりを書いておりますので、今さらではありますが(^^;)そもそも年齢的には立派にじぃ~じなのですが、本日、本当にじぃ~じになりました。長女に女の子が誕生したのです。本当は昨日産まれるはずでした。計画出産ですので、そのように処置を受けたのですが、陣痛が来ずに結局、持ち越し隣りました。午後5時をまわった時点で今日はないかなと思っていました。実は長女もなかなか産まれてこないで、結局、次の日に持ち越しとなったのでした。親子して同じことを繰り返すという因縁?!です。長女は本学の医学部付属病院で産まれましたから、当日は日がな医学部の図書館に籠もって古文書を読んでいたことを思い出します。たまに分娩室に行ってはようすをみるということのくりかえしで、やはり午後5時を過ぎた頃に今日は出産を取りやめますと言われたのでした。次の日もずっと図書館で待っていました。何か落ち着かない気持ち、旦那もきっと同じだったんだろうなと想像します。その時の憔悴しきったかみさんのことは今でも鮮明に覚えています。娘もよく頑張りました。

これまでも何度か書きましたが、長女は高校1年生の時に膵臓の病気でひと月入院し、2度の手術を受け、退院してからもひと月ほど自宅で療養していました。入院前まで練習にいそしんでいたバトミントン部も辞めざるを得なくなり、それからは帰宅部になったのでした。手先が器用で、入院中にビーズの指輪をたくさん作って、お世話になった看護師さんとかに配っていたことを思い出します。帰宅部時代は料理を作ってくれて、だから今でも料理は得意です。お菓子作りもうまくなりました。それらはきっと娘に伝えていってくれることでしょう。

そんなことがありましたから、子どもは難しいかなと思っていました。でも、産んでくれました。なんと表現したらわかりませんが、ありがとう、お疲れさまでした…と言ったありきたりしか思い浮かびません。

そう言えば、同じ産院に高校時代の同級生がやはり出産のために入院しており、娘が長女を産んだ後に続けて産まれたそうです。同級生と一緒に分娩室にいたということ自体が奇跡ですね。何にしてもめでたいです。

娘の部屋が新しい命を抱いて帰ってくるのを待っています。

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

コメントを残す

コメントを残す

«
»
  • LINEで送る