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小田原近世史研究会

小田原近世史研究会は、『小田原市史』近世編の編纂事業に従事した若手の研究者(当時!)によって1990年代に結成された研究会です。詳しい年代は失念してしまいました。下重清君が中心となり、故村上直法政大学名誉教授を会長として発足しました。今日はその研究会でした。

研究者というのは、さまざまな研究団体に入会して、とくに軸となる研究会では常任委員などを務め、会の運営にかかわります。そうして他の大学の大学院生や先生たちと交流することで、自分を磨いていきます。日本史関係の場合、歴史学研究会、日本史研究会、歴史科学協議会、地方史研究業議会といった全国的な組織を筆頭に、それこそ大小数え切れない研究会があります。

小田原地方史研究会は、それこそ地方の小さな研究会ですが、会員の皆さんは大学院の博士課程や修士課程を出た方、在籍の方がいて、本格的に活動をしています。

本日は、早稲田大学修士課程による江戸時代風祭村(小田原市)の萬松院というお寺の経営に関する研究でした。萬松院は小田原城初代城主の大久保忠世が、徳川家康の長男信康の慰霊のために建てた寺院で、除地(藩などから拝領した寺の領地)が15石余、檀家が9軒の本当に小さな寺院です。その萬松院が、寺を運営していくために小作経営や開発を行うという話でした。私も大磯町の高麗寺や南足柄市の最乗寺などでお寺のことを少し研究しましたので、興味深かったですね。

久しぶりに参加しましたが、いつも刺激を受ける会です。

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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