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私語との闘い

講義科目というのは、ある意味、私語との闘いですね。授業の方法、話し方、話す内容と、いろいろと工夫はしてみるのですが、なかなか。だいたい、ガイダンスの際に、私語だけは止めてくれとお願いするのですが、これまたなかなか。

最近は、講義科目でもアクティブラーニングを、つまり対話型授業を言われますが、それはそれで拒否したい気はします。勉強というのは、「知って、覚えて、動いて、考える」が基本だと思っています。それをいっぺんにではなくて、まずは「知って、覚えて」を徹底しないと「動いて、考える」にはならないのではないかと思うのですが…。

聞かない学生が悪いのか、講義の仕方が悪いのか。いずれにしても、最近は、うるさいことはうるさいと大きな声で怒るようにしています。ちゃんと、誰がうるさいか、指摘した上で怒るようにしています。ガマンしていてもしかたない。そして、やはりまずは、話す内容、話し方、身振りの仕方、目線等々、考えられる改善点は工夫していきたいと思っています。講義は講義とするために…。

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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