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続・私語との闘い

月曜日の4限目が終わるとドッと疲れます。最後になって今日も私語との闘いだったな…。体育系の学生は元気が良くて、気は良いのだけれども、どうもね。大学の教育って何だろう。教養科目って何だろう、と、考えざるを得ないですね。注意するのも、叱るのも疲れます。それも何回もだとね。聞いてくれ~と、心は叫んでいるのですが…。だからアクティブ・ラーニング?それも違う気がするな。

テキストつくって、PowerPointでまとめて、プリントまで印刷して配布しても、それで興味を持ってもらえるわけではない。学生時代、1,000人を超える教室で教えてくれた社会学の先生は、それはおもしろくて、あ~ぁ、今日も笑ったなとみんなで話をしていたのだけれど、さて、ではどんな内容の話をしたのか、専門的なことはほとんど覚えていない。それでもおもしろかったらいいのだろうか?

いずれにしても、これまでのやり方では通じなっていることは確かですね。授業の形態なのか、話し方なのか、そうもっとおもしろい話し方をする必要があるのか。でも、本当に伝えたいことを伝えることと、それは両立するのか。結局、ずっと試行錯誤なのですね。

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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