なんとなく…故郷のこと。

今日のつぶやき
なんとなく…故郷のこと。

なんとなく故郷のことが書きたくなって…。生まれは福岡の八女。八女と聞いて”お茶”と言ってくれると嬉しくなります。歴史を志すことになったのも、時代劇が大好きだった父と、この八女の環境にあったと思っています。私は郡部の出身で、八女郡広川町。他の郡部の町村が八女市に合併された後、唯一、郡部として残った町です。八女地方には邪馬台国であったという説もありますが、確かなことは筑紫国造磐井(ちくしのくにのみやつこ いわい)の本拠地であったということですね。6世紀前半、大和朝廷に対して反旗を翻して破れた豪族です。この墓と言われる「岩戸山古墳(いわとやまこふん)」は、私の母校、県立福島高校の前にあります。で、広川町には磐井の父の墓といわれている「石人山古墳(せきじんやまこふん)」があります。この「石人」をはじめ石馬など、いわゆる埴輪ではなくて、石で作られた副葬品が有名です。ちょっとここでは、その石人山古墳の石人と石棺を紹介しておきます。石人山古墳は、全長110mの前方後円墳で、石人は重要文化財に指定されており、石棺は直弧文の浮き彫りが施してある組合式の家形石棺です。

※写真は石人山古墳の石人と石棺

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

コメントを残す

コメントを残す

«
»
  • LINEで送る