Professor's Tweet.NET

東海大学日本史研究会始動!

昨日、6月27日の火曜日、東海大学日本史研究会の第1回目の研究会を開催しました。そんな大袈裟なものではなく、兼平賢治先生、神谷大介先生、そして大学院修士課程の渡邉奬太君、4年生の鶴見和伽奈さんに私の5人で始めた小さな小さな勉強会です。思えば、私の学部時代には松尾正人先生(現・中央大学)が当時本学にいらっしゃって、先生の研究室で、また大学院に入っては、非常勤講師だった白川部達夫先生(現・東洋大学)が主催されていた立正大学での勉強会で、いろいろと勉強させていただきました。それこそ小さいところからコツコツと…ですね。

日本史研究会は、1990年代の初め頃までは本学の同好会として活動していました。古文書の解読を中心に勉強していて、それが母体となって益子町史の編纂にあたっていました。懐かしい響きです。今回は、近世に限らず、学びたい人は積極的に入れていろんな時代を勉強しようということで「東海大学日本史研究会」としました。

で、第1回目は、不肖私が「稲葉氏小田原藩の『鮎』献上と献上御用」というタイトルで報告しました。近世前期に城主であった稲葉氏は、将軍に焼鮎と鮎鮨を献上します。ここで生じる「献上儀礼」について検討したものですが、研究を始めて約20年。もうほとんどほったらかしにしていましたので、さすがにまとめなければ…と思って、若い先生方に今の研究状況を聞きたいなと思った次第です。おかげで勉強になりました。ありがとうございました。

さて、研究会が終わったら、東海大学前駅(全然「前」ではないですけれどね ^_^;)近くの「剣友楽」で呑み会&食事会です。私はまったく酒が呑めませんので食事会です。だいたいどこに行っても研究会が終われば呑み会です。何より、勉強は楽しんでやらなきゃいけません。歴史は本格的に学べば学ぶほど面白いのですよ!

<A rel=”nofollow” HREF=”http://ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?rt=tf_mfw&ServiceVersion=20070822&MarketPlace=JP&ID=V20070822%2FJP%2Fomikun0f-22%2F8001%2F691ae582-b416-48fb-9399-12c723c8b2a8&Operation=NoScript”>Amazon.co.jp ウィジェット</A>

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
モバイルバージョンを終了