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代返、代筆、代タッチ?

授業の出席チェックのことです。100名を超える文理共通科目の授業(いわゆる一般教養ですね)では、現在、学生証カードをタッチしてもらうことで出席を採っています。これがまた楽!出席カードを一つ一つチェックして、出席簿にうつしていた時代を考えると雲泥の差です。溜まってくるとどうしようもなくて、娘にバイトとして転記してもらったりしていました。
ところが、最近、実際に出席している人数とタッチの結果で集計されてくる人数があわない気がしています。本当に100人もいるのかなぁと…。考えてみたら、他人のカードを預かってきてタッチすれば良いわけですからね。昔は、返事で出席を採る授業であれば代返というのがあり、出席カードであれば代筆というのがありました。代返の場合は声を変える必要があったし、出席カードでは字体を変える必要がありました。中には「同じ字だろ!」と突っ込みたくなるような出席カードもありましたね。でも、どっちが書いたのか、確認は取れない。考えてみたら、ICカードで出席を採るというのは、声色を変えたり、文字を変えたりといった「努力」も必要ないわけで…、便利というのは、受ける側も享受できるのだなと思わずにはいられません。
でも、まぁ~疑ってばかりいても仕方がありません。何しろ、出席カードすら各色のものがメルカリで売られているご時世ですからね。いやはや…(^_^;)

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投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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