小町通りにて 鎌倉市文化財専門委員会

今日のつぶやき
小町通りにて 鎌倉市文化財専門委員会

本日は、鎌倉市文化財専門委員会。午後2時からだから、今日はどこを廻ろうかと思っていたら、明日の1時限目の試験、問題用紙を印刷するの忘れてた!と言うことで、大学に寄ってから鎌倉に向かったので、結局、小町通りをちょっと歩いただけでした。

今日もよい天気で、暑かったですね。小町通りの入口には有名なジブリのお店があって、それ以外にも面白い店が並んでいます。はんなりいなりはよく買って帰るのですが、今日は懇親会があるのでやめました。「雪の下」は、鶴岡八幡宮のあるところで、江戸時代は「雪之下村」でした。この「雪の下」は、鎌倉野菜をふんだんに使っていて、結構、美味しいですよ。煎餅屋さんにもよくいきますね。と、思っているうちに時間も近づきました。

鎌倉駅の踏切は広くて、「線路内に立ち止まらないでください」と書いてあるのですが、ここの風景が私は好きで、ちょっとシャッターを…。と、思っていたら、カンカンカンと甲高い音。おっと。

さて、本日の委員会では、審議事項として、今年の市の文化財指定候補を決めていきます。決めるというより、指定候補をあげると言った方がいいですね。今年は、近世の古文書部門としては、鶴岡八幡宮領および分間小道絵図をあげております。約4m×3mに巨大なものだそうです。まだ、見ていませんので、8月の中旬以降に拝見するべく要望を出しておきました。モノクロのコピーを見るだけで面白そうな絵図です。そもそも江戸時代の鎌倉は、「村」として成立しておりますから、鶴岡八幡宮領も「雪之下村」をはじめとするいくつかの「村」を「領地」として描いています。それだけでも面白いですね。また、無事に見ることができましたら、報告します!

委員会が終わったら今回は懇親会でした。文化財委員会で懇親会を開いたのは初めてでした。植生学、建築学、考古学、いろんなお話が聞けてなかなか楽しかったですよー。

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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