春学期の授業も…。
春学期の授業も今日で終わりです。15回目の日本近世史基礎演習の授業は試験と決めているので、最後の期末試験になります。もちろん、一発勝負ではなく、レポート、発表、レジュメの3つを加えて最終的に評価します。19号館という最新の校舎で授業が出来たのは嬉しかったですが、どうも、進め方には忸怩たるものがあります。忸怩は「じくじ」と読みます。自分で恥ずかしく思うありさま…といった意味です。
ついでに忖度という言葉ですが、授業では、欧米人は契約民族で、物事を進めるときにきちんと契約を結ぶことが第一であるのに対して、日本人は忖度民族だ。明確な契約を交わすのではなくて、相手の気持ちを推し量って行動する。飲み屋でも「大将!何か適当に見繕ってくれ」なんて欧米ではあり得ない。などといった話をしていました。それが説明しなくても国会という、国民を代表するべき場で臆面もなくガンガン飛び交うなんて、何だかこっちの方が忸怩たる思いにかられます。
いずれにしても、最後はみんな揃って、試験の背中でした。
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