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卒論面談終わる。

昨日で卒論の面談が終わりました。5人まだ来ていなかったので、ちょっと心配していたのですが、しかも午前中までです。最後にどどっと来ました。

アンケートをもとに希望を聞いてみると、災害史が2人、飢饉が3人、江戸時代の食、米の役割、服装と身分、教育史、女性史がそれぞれ1名。やはり災害や飢饉に関するものが多いのが近年の傾向ですね。食や女性史なども今年と同じ傾向です。食、米、教育等々、今年もまた、バラエティに富んでいます。でも、やはり「文化」的な希望が多いのが最近の特徴ですね。比較的的を絞りやすい藩政史や幕政史、幕末史などはあんまりないですね。ましてや地方文書(じかたもんじょ)を使った村落史や村落経済史といった分野の希望はまったくありません。史料調査とかやっていないとほとんど古文書(こもんじょ)に触れる機会もないですし、そもそも江戸時代の「村」といっても、調査をやっていなければほとんど知識や感覚がないでしょうね。江戸といえば、やはり庶民と文化という認識かも知れません。それと災害史、飢饉史への興味が高いというのも面白いものです。

今回の面談は9人でした。この中から5人ないしは6人がゼミ生となります。また新しい闘いの始まりです。怖くもあり、楽しみでもあります。

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投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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