Professor's Tweet.NET

修善寺の秋

修善寺に来たのは何年ぶりのことでしょう。お決まり通り、日枝神社から修善寺へと廻ります。それにしても、門前の道が広くなって、赤い橋が増えて、弘法大師が開いたという独鈷の湯も何だか近くに見えます。独鈷の湯はこんなに高いところにあったかなぁ。もう少し川面に近かったんじゃないかな…と、記憶の糸を辿れば、とにかくこちらもずいぶんと観光地として整備されたようです。紅葉も部分的には色づいていましたが、全体的にはまだまだのようです。

今回は、ちょっと足を伸ばして、修善寺で暗殺された、鎌倉幕府2代将軍源頼家の墓と、頼家を忍んで北条政子が建立したという指月堂(しげつどう)に行ってみました。独鈷の湯の先の赤い橋を渡って、ちょっと奥まった静かな場所にあります。

源頼家の墓の隣に「おしゃぶり婆さんの像」への入り口というのがあって、ちょっと興味があったので、登ってみました。500m弱の道のりです。ということで、気楽に登り始めたのはよかったのですが、結構な山道でした(^^;)

右側がおしゃぶり婆さんです!ここからさらに上に登ると源義経の像がありました。何だか中国的だなと思ったら、この像を建てたのが、菊屋の先代の御主人で、義経が実は生きていて中国に渡りチンギス・ハンになったという伝説をなぞらえたものだそうです。なるほど…。

最後は、ベアード・ブルワリーガーデン 修善寺で修善寺ビールを買って、本わさびが乗ったジェラートと食べてと、至って普通の旅です。命の洗濯ですね(^_^)v

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
モバイルバージョンを終了