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卒業論文の口頭試問

今日の3時限目と4時限目は、卒業論文の口頭試問でした。口頭試問は、口述試問、口述試験とも言います。早い話、卒業論文の内容について質問をし、その回答によって考査、つまり執筆者自身が自分の卒論についてどのように理解しているかを確認する試験です。今年のゼミ生は6名。内容は以前にも紹介しましたとおり、(1)伊勢参りと御札降り、ええじゃないかに関する研究、(2)『七番日記』をもとに信州柏原村に帰郷した小林一茶の意識や俳風の変化についての研究、(3)相模川の渡船場と馬入渡船場助船役に関する研究、(4)鯰絵や落書を通して、安政2年(1855)の江戸大地震に対する庶民の意識に関する研究、(5)相州三浦郡太田和村に残された日記から、村の年中行事・遊び日と食物との関係についての研究、(6)天保改革期における隠売女統制に関する研究です。

日本史専攻の卒論は400字詰原稿用紙60枚以上執筆することになっています。今はワープロで40字×20行(800字)で書くのが普通ですから、これだと30枚以上ですね。以前は400字詰原稿用紙100枚以上だったのですが、それだとなかなか書けなくなってしまったのが現状です。卒論は昔ながらの?!黒表紙で綴じて提出します。製本して提出する大学もあるのですがね。

口頭試問は、私が主査で、日本史専攻の先生に副査についてもらいます。副査の先生の質問が結構、私自身勉強になったりしますので、口述試問は、私にとっても重要な機会です。口頭試問にあたっては、検討用の資料を作成します。卒論の構成、概要、全体所見、論証上の疑問点・問題点、記述上の問題点、評点、宿題の各項目についてまとめていき、これをもとに質問をしていきます。卒論生にとっては、本当に緊張する時間のようです。ガチガチになっている学生も多いです。そりゃ~何を聞かれるか分かりませんからね(^^;)口頭試問というのは、学生の性格も出ますので、なかなかおもしろいです。

それにしても今日はまた大雪になりましたね。2人目あたりから横殴りの雪が降ってきて、終わる頃にはうっすら積もっていました。湘南キャンパスはあまり雪は降らないので珍しいです。以前、厚木の家を出るときは大雪だったので、スノーブーツで出勤したら、湘南キャンパスにはまったく雪が降ってなくて何だか恥ずかしい思いをしたことがありました。でも、今回は違います。さすがに車は大学に置いて、電車で帰りました。何せ厚木のビバリーヒルズ?!に住んでいますので、帰りの天候はもとより、明日以降は車を出せない公算が大きいので、大学に置いておいた方が安全です。帰ってニュースを見たら、都心でも23センチの雪とか!我が家も結構な雪になっています。明日は学芸大学の授業ですが、小金井も雪が深いですからね。どうなることやら4年前の大雪の際もたいへんでした(>_<)

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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