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史料管理学演習 2日目 緒形拳さん

史料管理学演習も2日目に入り、ようやく全員が揃いました。今日は実践作業です。今年はいわゆる古文書だけではなく、まずは現代資料の整理から始めています。今回、学生たちと一緒に整理しているのは、名優緒形拳さん関係の資料です。今年は亡くなってから10年になります。早いものですね。旧ブログでも交流について少し触れています(http://www.ihmlab.net/wp/?p=791)。もともとは劇作家北條秀司先生の資料整理を小田原市立図書館から依頼されたことから始まります。2000年のことですね。既に北條先生は亡くなられていましたが、大船のご自宅に出入りされていたのが緒形さんで、若い頃には居候されていたとか。北條先生のお嬢様美智留さんとはそれ以来親しくさせていただいて、その関係から緒形さんとの交流が始まり、2004年には本学で美智留さんと一緒にトークステージをやってくださいました。

そんなこんなで緒形さんのご家族の皆さんからのご依頼を受け、今回の史料管理学演習で受講者の学生たちと一緒に整理を始めたのでした。本日は、パンフレットと台本、雑誌、その他の4つに分けてそれぞれポリプロピレンの袋に入れ、資料番号をつけたシールをこの袋に貼るという作業です。もちろん、ごちらにこれらの資料が保管してあったのか、その原秩序はきちんと復元できるようにしています。その上での分別作業です。学生たちも一生懸命やってくれています。

 

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投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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