史料管理学演習 4日目 いざ古文書へ!

今日のつぶやき
史料管理学演習 4日目 いざ古文書へ!

資料館理学演習4日目、午前中は昨日の続きで緒形拳氏関係資料のうち、パンフレットの目録作成の続きをやりました。午後でだいたいは片付いたのですが、残った分はひとつの班に任せて、いよいよ古文書整理に入ります。

今回は、小さな籐かごに入った古文書の整理にトライしてみました。上野国多野郡三波川村の史料です。明治22年(1889)の市制・町村制の施行にあたっては群馬県緑野郡鬼石町となり、現在は藤岡市ですね。

今日は、私の教え子で、神奈川大学の大学院に進んだ岡崎君が、修論を提出したからと訪ねてきてくれ、手伝ってくれました。神奈川大学の日本常民文化研究所などでバイトをしていますので、史料整理についても充分すぎるほど経験を積んでいます。古文書の整理にあたっては、2人ひと組になって、交代で「史料カード」に主要な情報を記入していきます。ただ、授業で古文書を学んでも早々簡単に読めるようにはなりませんし、ましてや目録の作成などはできようもありません。先ほどまでの作業とは打って変わって苦戦していました。何事も経験です。

緒形さんの資料については、本日中にどうにかこうにかパンフレットの入力まで済みました。明日はファイルに入れて並べてみます。ということで、詳しくはまた明日。いよいよ最終日です。

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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