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○○史と言えば?と問えば…。

基礎鏡科目-人文科学における歴史の続きです。設問の4番目として「○○史と聞いて、イメージするものを書いてください。」と問うてみました。まぁ~中には「岡村隆史」とか「黒歴史」とか、おちょっくった回答もありましたが、概ねみなさん真面目に答えてくれました。4コマの授業の結果が以下の通りです。

歴史または人類史と言ったらもう全体的、総体的なものですね。回答では、世界史というのがもっとも多かったです。世界史が必修でしたから当然ですか…。これに日本史が次ぎます。西洋史も中国史も詰まるところは、ある地域=”場”の歴史になるかと思います。これに古代史・中世史・戦国史・江戸時代史・近代史・現代史・現代史といえば時代区分、つまりは”時間”による歴史といえるでしょうか?この”場”と”時間”との組み合わせが、いわゆる学校の教科として習う「歴史」と考えられるかと思います。

これらに対して政治史・社会史・文化史からスポーツ史については、分野ごと、テーマごとの歴史と言えるでしょう。ここではいろんな時代区分があるし、そもそも自分の専門について研究したり、卒論を書いたり、新たなものを創造しようとした場合、これまではどうだっただろうか?と調べることは、必須のことになります。それはそれぞれの分野やテーマについての「歴史」を調べることになります。強化で習うことだけが歴史ではなく、それもまた歴史。いや、自分で興味を持って調べようと思った過去を考えれば、それは「研究史」と呼ばれます。そう考えれば「歴史」というものは、ずっと身近なものだとは思いませんか!!

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投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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