本学にはアンデス文明のコレクションがありまして、現在、文明研究所が保管・管理しています。黄金のマスクや銀製品、ネックレスなどのアクセサリー、土器、そしてさまざまな織物類。コレクションは5,000点以上にのぼります。今日は、これらをきちんと写真撮影するというので、このうち、通常では撮影できない大きさの織物類を17号館のネクサス・ホールに移送しました。

距離にしたら200メートルくらいでしょうか？2人ひと組で1～3箱を抱え、歩いて運びます。それにしても暑かった(^^;)しかも風があって、それも夕方になるにしたがって強くなっていきましたので、ふたが飛んだり…。いや～けっこう、たいへんでした。2枚目と3枚目がネクサスホールの写真ですが、広さは分かってもらえるかと思います。野球のドラフト会議で指名された選手が、記者会見をやったりする場所としてテレビに映ることもあります。3枚目の塔みたいなのが撮影台です。物によってはこれくらいの高さが必要になるそうです。高所恐怖症の私にはできない仕事…かな？古文書の世界では、大きなものといえば、村絵図や国絵図などの絵図類の撮影には苦労しますね。さすがに最後には車で運びました。でも、2メートルを超えるものは、この車にも積めません。それ以上に大きなものは倉庫の入り口から出せませんので、また再考です。

昨日は横浜市歴史博物館で、緒形拳さんの展示会について打ち合わせで、今日はアンデスコレクションの移送作業と、いろいろとやることが多くて…。明日はお籠もりで論文を書くぞ！！

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授

専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで！

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