【徒然】祝!劇団若獅子創立25周年!!


この日曜日に劇団若獅子の25周年記念パーティーに参加してきました。以前にもこのblogで少し紹介しましたが、劇団若獅子は、新国劇の劇団員だった笠原章さんが中心となって起こした劇団です。新国劇は、歌舞伎と新劇との中間を行くような新しい国民演劇の創造をめざして名優澤田正二郎1917年(大正6)に結成した劇団です。だから新国劇なのですね。男があこがれる男の劇団として、島田正吾辰巳柳太郎、そして緒形拳など、多くの名優を輩出したことで知られています。残念ながら、1987年(昭和62)に70周年を迎えたところで解散してしまいます。その解散の年に新国劇のDNAを、そうその男のロマンチズムを受け継ぐ形で劇団若獅子の幕が上がったのでした。それから25年なのです。

劇団若獅子の公演をはじめて観たのは、ちょうど5年前のこと。創立20周年記念として、国立劇場で開催された行友李風作の国定忠治」を観たのが最初でした。国定忠治役はもちろん笠原さん!緒形拳さんもゲストで出演されていて、緒形さんの楽屋では竹野内豊さんにもお会いしました。この時に撮ったスリーショットの写真は、今でも私の宝物です。緒形さんはこの時切られ役だったのですが、その場面、「国定忠治」の中でももっとも有名な小松原での決闘での笠原さんの殺陣は、それはそれはもう見事でした。新国劇がそうであるように、劇団若獅子も現代劇や新劇も上演するのですが、やはりチャンバラは最高です。この「チャンバラ」という言葉そのものが、形式化した歌舞伎の殺陣に対して、迫真の演技をめざした澤田正二郎が考案したもので、だから男の劇団!新国劇の伝統となって、若獅子に受け継がれてきたのでした。そう、笠原さんの殺陣は本当にすばらしいのです。

赤城の山も今宵を限り…

 

笠原節 浪曲 無法松の一生

劇団若獅子は、今年の11月に三越劇場で「無法松の一生」を、来年は「大菩薩峠」を上演するそうです。パーティーに出席された皆さんは若獅子への想いはもちろん、新国劇への想いも本当に強くて、ジンときてしまいました。その想いを受け継ぎながら、今も手作りで劇団を運営していくその心意気を応援せずにはいられません。

 

馬場弘臣 のプロフィール写真
カテゴリー: 日々徒然 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*