【徒然】2013年大晦日 閑馬小学校関係資料集その後…


気がつけば2013年も大晦日ですね。9月から11月までのバタバタした日を通り過ぎたら、気がつけば大晦日になっていました!という気分です。その間、このblogもずっと更新しないままで今日になってしまいました。少し反省しつつ、本当にいろいろとあった1年ですが、振り替えればあまり覚えていない…(^_^;)

さて、2013年を締めくくって、東海大学教育研究所における2010年度から2012年度までの個別プロジェクト研究「近代村落小学校の設立に関する基礎的研究」についてのお話しを少しお伝えしておきたいと思います。詳しくは上記のページを参照していただくとして、このプロジェクトは、栃木県安蘇郡閑馬村(現・佐野市)にある閑馬小学校(現在もあります)の創設期、明治7年(1874)頃から明治10年(1877)年代にかけての史料を翻刻して刊行するとともに、「電子書籍」として公開しようというプロジェクトでした。本来ならば、2012年度内に終わっていなければならないのですが、プロジェクトリーダーである私が2011年に甲状腺眼症という病気かかったこともあって、まだ進行中です。2013年度からはすでに新しいプロジェクトが始まっています。青息吐息ですね。

そこで、閑馬小学校関係資料集についてですが、その後、閑馬村および閑馬小学校の資料目録も刊行しようかという話が出て、それだけではつまらないからといくつかの論考や解説を載せることにしました。そうすると経費の問題も出てきまして、結局、2分冊にすることにしました。全体を『近代教育史叢書』として、その1は『栃木県安蘇郡閑馬小学校関係資料集』で、その2が『栃木県安蘇郡閑馬村・閑馬小学校資料目録』です。すでにその2の『資料目録』は2013年3月31日付で報告書を出していますが、もう少し充実させたいので、今、改訂版を作っています。そこで各巻に載せた論考は以下の通りです。

『近代教育史叢書1 栃木県安蘇郡閑馬小学校関係資料集』

・神谷大介「明治初期教育制度の展開と閑馬小学校」

・馬場弘臣「閑馬小学校関係資料について」

『近代教育史叢書2 栃木県安蘇郡閑馬村・閑馬村小学校資料目録』

・馬場弘臣「栃木県安蘇郡閑馬村文書と明治期の閑馬村小学校資料について」

・目七哲史「ウェブサイトと史資料目録検索システムの構築」

・塚越俊志「明治5年の『学制』制定にかかわった人たち」(人物解説)

実は、後、残っているのは、『近代教育史叢書1』の私の解説だけです(×_×)この冬休みの間に何とか頑張りたいと思っています。1月中には何とか刊行したいです。刊行できましたら、また詳しくお知らせいたします。

このサイトも3度目の正月を迎えます。昨年は父の納骨で帰郷しましたが、今年はそんなわけでうちに籠もってお仕事です。来年は午の年。すなわち馬の年です。年神様に誓って、もう一段馬力を出したいと思います。皆さま、よいお年をお迎えください。

馬場弘臣 のプロフィール写真
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