3が日が過ぎて、昨日から仕事を再開しています。といっても、先に書いたように、今の急ぎの仕事は、論文「元禄大地震と宝永富士山噴火 その2」の修正です。その1は、小田原藩領全体の年貢データの分析から、この2つの大災害からの復旧過程を概観してみました。今回は、小田原藩領の村々、といっても足柄上郡と下郡に限ってのことです。これを米作地帯(3か村)、畑作地帯(2か村)、中間地帯(2か村)の3つに分けて、各村の年貢割付状を分析して、先の分析結果と比較検討しています。年貢データは、そのものが復興の過程を物語るわけではありませんが、通時的なデータであるだけに、年貢の回復状況をみていくことで、復旧の状況について概観できると思っています。また、年貢回復策と言ったらいいのでしょうか、年貢に関する政策の特徴を検討することができます。査読の結果を受けて、データと基本となる7か村の折れ線グラフも作成しなおしました。こうした論文では、グラフをどう読み込むかが勝負です。さらにこの変遷の意味を明確にするために表を作成したりするのですが、どのような表を作成するかも大きな問題になります。私はとにかくデータを加工するのが好きですから、どうしても図表が多くなってしまいます。そうすると、なかなか印刷物として載せることが難しくなってきてしまいます。
そんなこんなをやっていましたら、小田原城の最中をいただきました。小田原藩の論文を書いていたら、小田原城の最中をいただくとは、これも何かの縁ですね。
何はともあれ、明日が修正の〆切ですから、手直しは無事に終わりました。ただ、ここで問題は、英文の表題と英文のアブストラクト(概要)をつけなければならないことです。アブストラクトの日本文は書いたのですが、英訳などまったくできません。正月休みですから、誰かに頼むのも難しく、とりあえず、このまま入稿して、英文は別に入れたいと思っています。早くGoogle翻訳などで翻訳できるようになればいいのですが…。ただ、専門用語が多出するものだと翻訳そのものがまだまだ難しいかなと思っています。それにしても困ったものです。
ところで、この3日に眼鏡市場に行って眼鏡を買い換えました。遠近両用は日にちがかかるので、受取は来週になります。で、眼鏡市場では初売りのくじをやっていて、1等は現金で1万円が当たるとのこと。引いてみたら何と!1等が当たってしまいました。ただ、かみさんも眼鏡を買って、2枚くじを引いたので、どっちが当たったのかわかりません。しょうがないので、山分けしました。まぁ~山分けと言うほどの額ではないですけれどね。
とはいえ、年明け早々くじに当たるなんて縁起がいいです。これもきっと、元日に江戸家まねき猫お姉さまにいただいた招き猫の置物がよかったのだと話しています。歌丸師匠も軽い肺炎を患われたとかで、2日からは休演となってしまいましたから、これも元日に動いてよかったなと思っています。ただ、ここで今年の運を使い果たさなければよいのですが…(^_^;)
いずれにしても縁起物ですから、このblogでも紹介しておきますね。さて、明日から授業が始まります。今年はこの運に乗って、さらにActiveに行きたいものです。