【徒然】入院と手術の記録


先のブログでもお知らせしたとおり、甲状腺眼症の治療のために8月の2日から原宿のオリンピア眼科病院に入院しています。繰り返しになりますが、甲状腺眼症というのは、甲状腺亢進症(甲状腺ホルモンのバランスが崩れて分泌が多くなる病気で、歌手の綾香さんなんかもそうでしたね)の影響が目の後ろの筋肉に作用して炎症を起こす病気で、いわゆるバセドー病の一種になります。バセドー病といえば、高校の頃、眼球が飛び出すなどといわれて驚いた記憶があります。私の場合はさすがにそこまでひどくはありませんで、右目の眼球の後ろの筋肉のうち、下の方の筋肉が炎症を起こしたために、眼球が下に引っ張られて上の方に動かなくなってしまいました。そうなると、当然左目との視点がずれるようになる訳で、ものが二重に見える複視の状態になります。その治療には、炎症を抑えるためにステロイド剤を点滴と服用で投与して治療するステロイドパルス療法や放射線治療があります。私の場合、4月26日から3週間、入院してステロイドパルス療法を行なったのですが、おかげさまでどうやら炎症は治まったようです。ただし、炎症していた部分はすでに硬直が始まっていたようで、炎症は治まって、だいぶ目の動きも楽になったものの、上方に目が動かないのはそのままでした。オリンピア眼科の先生の話では、病院に来た時(2月の初め)の段階ですでに5か月くらい過ぎていただろうということでした。朝、起きた時に壁掛け時計が大きく2つに分かれていて気がついたのですが、それからすぐに病院に行きましたので、その前はほとんど自覚症状などはありませんでした。

で、結局、炎症した部分が固まるともう眼球を100%動かすことはまず難しいのだそうです。ですから、今回の手術というのは、下方にずれている右目の目線を上げて、正面で見たときにきちんと一つに見えるようにするための手術になるとのことでした。具体的には、右目の下の白い部分を切って、カギ状のようなもので目の後ろの筋肉を引っかけて前後に動かすとのことでした。

でも、私なんかいい方で、入院してみると、本当にいろんな患者さんがいることに驚かされます。私のとなりの方などは岐阜からいらっしゃっているそうですが、その複視が左右にクロスしていたそうで、要は物が何重にも見えていたとか。それでさんざん病院に行ったあげく、ようやくこのオリンピア眼科病院にたどり着いて、それでも3回入院して9回目の手術でようやく真ん中がピタッと合うようになったそうです。奇跡的だと喜んでいらっしゃいました。本当に私などはまだまだいい方ですね。

手術の時間はそんなにはかかりませんでした。午後2時53分にストレッチャーに乗って出発したのですが、3時27分には病室に帰ってきました。実際の手術時間は30分もかかっていません。

手術は局所麻酔で行なわれます。地下の手術室に入ると、まず麻酔の目薬を打たれて、それから注射を右からと下の方へと1本ずつ、2本打ちます。後の方が若干長かったですね。ちょっとちくっと痛いくらいでした。顔には布が被されいて、右目だけが露出しています。ただし、右目には強い光が当てられているので何も見えません。そう真っ白です。とはいえ、白一色という訳ではなく、端の方はちょうどひび割れたような状態で蒼く見えます。ちょうど薄い曇り空で隙間から筋状の青空が見えているような感じです。その間に、目の下の方をごちょごちょとされているのはわかりますが、痛みなどはありません。鉗子、糸とかいう声が聞こえてきますから、手術は進んでいるようです。そのうち、光が遠ざかって、ぼんやりしたところに先生の顔が見え、「これが見えますか?」と、棒状の物を見せられます。これで眼球の位置を調整しているのですね。それでOKなら手術は終わりです。どうでしょう、手術自体はものの20分もかかったのでしょうか。

手術当日は眼帯をしていますが、翌日にはとれます。今はまだ右目が真っ赤です。点滴も毎日です。痛み止めもまだ飲んでいます。で、肝心の目の位置ですが、ちょっと上のような気がしています。手術した後は縫合した部分の黒い糸が下の白目のところに残っていて、位置がよくなければ、これを引っ張ったり延ばしたりすることによって調整するのだそうです。最終的にはこの糸は解けるのだそうです。幸い、翌日の検査では再手術の必要はないとのことでしたが、ちょっと下の方が見づらいので、調整が必要かも知れません。何せ本を読んだりすることが商売ですから、下の方はなるべくよく見えるようにしたいものです。ただ、まだ、目の稼働率も悪いので、今は少し様子見です。とりあえず、1週間ということでした。

どうでしょうか?少しはお役に立てたでしょうか?そうそう、オリンピア眼科病院は、看護師さんも優しいし、食事もなかなかおいしいですよ(^_^)v

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