横須賀の隠れた軍事遺構・千代ケ崎砲台跡 年内一般公開へ向け整備中 産経新聞 4/18(日) 12:00配信
軍事遺構は全国にいくつもあるが、明治期に造られた砲台跡の残る神奈川県横須賀市の無人島「猿島」は屈指の知名度を誇る。豊かな自然とかつての要塞が織りなす幻想的な光景は映画のワンシーンのようだと評判を呼び、今では市の一大観光拠点だ。市内には他にも貴重な遺構があり、その一つが東京湾を眼下に望む「千代ケ崎砲台跡」。これまで一般市民が目にする機会はほとんどなかったが、市は今年中の一般公開を目指して整備を進めている。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/2a3e68faef36ae935d803e477ac0b3bbb3b823c9
この記事では、明治28年(1895)に作られた西浦賀「千代ケ崎砲台」遺構の特徴と現状について詳しく書かれています。この「千代ケ崎砲台」は、江戸時代に江戸湾海防のために作られた「千代ケ崎台場」を嚆矢とします。こちらが千代ケ崎台場の図です。
『新横須賀市史』の編纂事業では、海防の章を担当していましたので、紹介しておきますね。「千代ケ崎台場」についてはこれ以外にも多数の絵図が残っています。
ついでに『新横須賀市史』の通史編で作成した三浦半島の台場と陣屋図も紹介しておきます。「千代ケ崎台場」は弘化2年(1845)か弘化4年(1847)に幕府の浦賀奉行所の手で築かれています。さらについでに「猿島台場」は弘化4年に川越藩の手で築かれています。
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