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歴史体感の場に 川崎の国指定史跡 市教委が整備案 カナコロ 神奈川新聞

川崎市教育委員会は、市内唯一の国指定史跡である古代の役所跡「橘樹(たちばな)官衙(かんが)遺跡群」(高津区千年、宮前区野川)の整備基本計画素案をまとめた。計約1万5千平方メートルに及ぶ同遺跡群を四つのゾーンに分け、公有地化が進む地域から史跡公園として整備を進める計画。稲穂などの収蔵倉庫だった正倉の復元のほか、デジタルコンテンツを用いて古代の景観を映し出すなど歴史を学び、体感できる場にしていく方針だ。

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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181018-00030251-kana-l14

>近年は、歴史的な遺跡や史跡を復元したり、公園化しようという動きがさかんですね。とくに世界遺産が世間の話題に上り始めた頃からそういった動きが急速化してきたように思います。ここにはどうしても観光資源としての活用というのが表になり陰になりしてつきまといます。自治体の財源も苦しい現在ですからね。でも、それがあだにならないように、これまで残ってきたのだという遺跡への素朴なリスペクトと、市民をはじめとする皆さんに謙虚に知ってもらう気持ちを忘れないで欲しいと思います。

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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