豊臣秀吉関係史料の発見相次ぐ!

豊臣秀吉関係史料の発見相次ぐ!

ここのところ、豊臣秀吉関係の古文書の発見が続いています。いやいや、興味深いですね。

「本物ならすごいことになる」信長配下時代の秀吉検地帳 太閤検地と項目一致 神戸新聞NEXT

 「本物ならすごいことになる」-。織田政権下のものとみられる検地帳が兵庫県内の男性所蔵者から持ち込まれたのは一昨年10月だった。県立歴史博物館の前田徹学芸員らは1年半近くをかけ、内容の解読や分析を進めてきた。見えてきたのは、秀吉による「天正8(1580)年播磨検地」の画期的な価値。社会全体を中世から近世へと転換させる政策だったという。

詳しくはこちらで → https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190327-00000002-kobenext-l28

こちらは朝日新聞デジタルの記事です → https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190326-00000079-asahi-soci

>天正10年(1582)から始まるとされる太閤検地の先駆けとなる検地として注目されています。同時にTwitter上でも指摘されているとおり、織田信長政権下の土地政策としても注目する必要があるでしょう。指出検地ではないことも、1を360歩とし、をその3分の2の240歩、を2分の1の180歩、を3分の1の120歩とする小割制が使われていることも注目されます。

加藤清正に朝鮮出兵を…秀吉「朱印状」見つかる 愛知の旧家 毎日新聞

戦国武将の豊臣秀吉が朝鮮出兵(文禄・慶長の役)の際、重臣だった加藤清正(1562~1611)に出兵を命じた「朱印状」が愛知県刈谷市の寺で見つかり27日、報道陣に公開された。

詳しくはこちらで → https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190327-00000085-mai-cul

文面は知られていたものの、原本の存在は不明だった史料が発見された茂のだそうです。また、文面は、毛利吉成・鍋島直茂、黒田長政宛ての朱印状とほぼ一致するとのことです。元は折紙だったものをカットして横に並べて軸装したもののようですね。写真をみる限り、なかなか風格のある右筆文字です(^^)

豊臣秀吉朱印状(印文未詳)-通称「糸印」

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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