明治大学駿河台キャンパスに国内唯一の「拷問博物館」がある歴史的背景 YAHOO!ニュースJapan 11/12(火)

 JR御茶ノ水駅から徒歩5分ほど。明治大学(千代田区神田駿河台)には、国内唯一の「拷問博物館」と呼ばれる資料博物館が常設されています。
扱う内容は主に、江戸時代後期に行われていたとされる逮捕や取り調べの様子、調べ中に用いられたという拷問、そして刑罰の執行(処刑)について。当時の文面資料(写本、レプリカ含む)に加えて、拷問や処刑の方法を模型で復元しているのが大きな特徴です。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191112-00010000-metro-life&p=1

明治大学の駿河台キャンパス-リバティタワーの地下にある「明治大学博物館」の中の一つ「刑事部門」にあたります。リバティタワーができる前は、建物のフロアーごとに刑事博物館、商品博物館(だったかな?)などがあって、狭いけれど、集中してみることができましたね。今は大学史部門も含めて一つにまとまっています。展示はすごくきれいです。

また、刑事博物館時代は、日向国延岡藩内藤藩や、神奈川県の村方他文書なども所蔵していて、よく調査に行ったものでした。あ、今も史料は公開されています。ただ、拝見できる史料など、制限が厳しくなりましたね。時代の流れです。

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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