クラファイト⑪ 残りひと月を切りました!

お知らせ
クラファイト⑪ 残りひと月を切りました!

本日は、3月25日の水曜日。クラウドファンディング「緒形拳さんのアーカイブを構築し、大衆文化の変遷に迫る!」の締め切りが4月24日の金曜日ですから、ついにひと月を切りました。残り30日です。

このご時世…ここのサイトでも何度も書いていますように、新型コロナウィルスが猛威を振るっている中で、たくさんの方にご支援をいただいておりまして、本当にありがたい次第です。

ただいままでの状況をまとめますと、ご支援をいただいた方が合計で104名、支援総額が160万5,000円、達成率も80%まで来ました。半月前に定めました目標支援者100名は無事に達成することができました。あとは、目標金額200万円まで39万5,000円、残り20%です。

緒形さんが遺した資料を後世に残し、その意義を考えていく研究は、その役者人生が世の中に与えた影響、また世の中が緒形さんの作品に与えた影響を通じて、戦後の日本の歩みを考えていく研究です。今は世界中が新型コロナウィルスの猛威にされされていますが、こうした感染症の脅威はこれまでの映画やドラマでも映像化されてきました。でも、それが現実になったときに、それらはまた映像や舞台の世界に還元されていきます。現実に感じた人々の想いや願いや欲望、喜び、悲しみ、怒り、それらが芸術や芸能の世界にフィードバックされていきます。それはどのように表現されていくのでしょうか。ただ、言えることは、これまでもさまざまな形で表現されてきた、そうした過去の物語は、すべて現代につながっています。そして今、起こっている出来事は確実に未来へ影響を与えていきます。そのようにして「大衆文化」と呼ばれるものも発展してきたのです。「民衆の時代」「大衆の時代」と言われてすでに長い年月が経ちました。そこに見いだされた価値を再発見し、それを「緒形拳」という役者をとおして、展覧会という形で皆さんにお届けしたいと私たちは思っています。

どうぞ今一歩のご支援、ご協力を賜りますよう、衷心よりお願い申し上げます。

クラウドファンディングへのご支援はこちらをクリックしてください。

 

風林火山より

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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