相変わらずゼミ生が揃いません…。あまりに当たり前になりすぎて…その方が怖いですね。今日は2人休みでした。このままでは仕方がないので、今日はちょっとPowerPointを使って、卒論を執筆する道筋はこうなっていて、今はこのあたりだよと説明しました。
まず1枚目は当たり前の話で、卒論を書くということはどういうことかと言うことを簡単に紹介したものです。
ま、当たり前と言えば本当に当たり前の話ですが…(^_^;)で、2枚目には本学文学部歴史学科日本史課程で、近世史の卒論を書こうと思ったら、こんな科目があるよと、またこうした段階を経て卒論にたどり着くよという一覧図です。ただ、今年はカリキュラムが変わっていますから、少し違うかも知れません。もちろん、選択科目が多いので、すべての科目を学ぶわけではありません。それにしても、私らの時代に比べるとずいぶんバラエティが広がりましたね。ちなみに私が教えているのは日本近世史基礎演習と卒業論文基礎1、基礎2、そして卒業論文です。基礎1から卒論までは当然同じメンバーで、これを「ゼミ」と称しています。
で、卒業論文基礎1から自分でテーマやフィールドなどを決めていくわけですが、そのための準備期間の図です。
さらにここから卒業論文基礎2にステップアップする際にはもっと全体像が見渡せるようにします。
これはすでに以前、このサイトで紹介した図ですね。これをさらに詳しく理解してもらうために、「テーマの設定」「研究史の整理」「史料の分析・研究」の部分をさらに細分化してみました。
今日のお話は、この図がメインです。とくに卒論基礎2では、研究史の整理に関するレポート(4,000文字)と、史料もしくは図表の解釈に関するレポート(2,000文字)を7月下旬に提出してもらうことになっています。夏には章立て案までだいたいきちんと出来ていて、夏の集中中間発表の際には、きちんとしたレジュメを作成して報告できるようになって欲しいのですが…。どうもまだまだそこまで行かない…(T_T)問題は史料があるかないか、あっても焦点が絞れているかどうかなのですが、厳しいですね。だから、「今」なんですけれどね。
最後のスライドです。
つまりは4年間学んだことのすべての「知」をかたむけて書いて欲しいし、それが将来、社会に出たときの基礎になるんだよ!というお話しなのですが、実際は、後で納得してくれる方が多いようですね。
とにかく就活をくぐり抜けて頑張って行きましょう!!
と言うことで、せっかくですから、この6枚のスライドをPDFファイルに変換したものを公開しておきますね。何かのお役に立てれば幸いです。
「卒業論文を書くということ」PDFファイル=soturonnwokaku
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