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緒形拳展覧会 続・特設コーナーは12!

昨日は、「俳優緒形拳とその時代-戦後文化史の軌跡-」展の特設コーナーについて紹介しました。特設コーナーの数は12!ただし、いつものことながら、ちょっと説明が長くなったので(^^;)半分だけ紹介し、本日は残りの半分を紹介します!

⑦書く、描く、創る、学ぶ…緒形さんが書かれた書、書画、絵画、ガラス画、衝立、陶器等々です。「創作」という分野でさまざな分野に挑戦された緒形さんです。

⑧さまざまな「拳」…緒形さんは、交流のあったさまざまな画家や書家などに乞うて「拳」をという文字あるいはそれに類するものを書いてもらっていました。さて?誰の字でしょうか?

⑨風林火山…NHK大河ドラマ第46作。2007年に放映された、緒形さん最後の大河ドラマです。ここでは「信仰」という面にも一つ光をあててみました。

⑩ロベルト・ドアノーと緒形拳…ロベルト・ドアノーは、フランスを代表する世界的な写真家です。「パリ市庁舎前のキス」というのがもっとも有名な作品です。外国人は撮らないという方針のドアノーが手がけた緒形さんの写真。それだけでも稀有なもので、ここでは全作品を展示しています。

⑪今村昌平監督と楢山節考…日本を代表する映画監督今村昌平監督の「楢山節考」を一つのコーナーとしました。「楢山節考」は日本アカデミー賞をはじめとするさまざまな賞を独占するだけでなく、フランスはカンヌ映画祭の最優秀作品賞、パルムドールを受賞しています。会場では本物のパルムドールを展示しています。

⑫緒形拳と横浜…最後を飾るのは緒形さんと横浜の関係を表現したコーナーです。散歩の途中でよく立ち寄ったり、食事をした場所、好きなブリキのおもちゃ、「復讐するは我にあり」で受賞した第1回ヨコハマ映画祭の最優秀主演男優賞等々、さまざまな面からとらえています。

 

こちらは「書く、描く、創る、学ぶ」。緒形さんの作品のコーナーです。

あ、そうだ、緒形さんの作品が映画とかテレビドラマとかドキュメンタリーとかに関係する場合は、基本的にはそのコーナーに置いていす。まずは皆さまの眼で直に見ていただいて、楽しんでいただければこの上ない喜びです(^_^)v

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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