Professor's Tweet.NET

ホームページ開設10周年!

4月11日をもちまして、このサイトも開設10周年を迎えました!とはいえ、2017年4月1日でリニューアルしています。その前は単に「情報史料学研究所」だったのですが、2017年からは「大学教授のつぶやき by 情報史料学研究所」に変えて、ホームページのトップ画面から中身までリニューアルしました。リニューアル前のホームページについては、「情報史料学研究所Archives」としてその後も見られるようにしていたのですが、なぜか「ブログ」を見ることができなくなりました(^^;)どうもWordPressの仕様変更によるもののようです。何れにしましても、10年前といえば東日本大震災が起きた年でしたね。4月11日ですから、すでにひと月が経った時点での開設でした。

10周年を記念して、というわけでもないですが、この10年でどの記事が一番読まれたか確認してみようと思いました。以前はよく、この1年で1番読まれた記事は…と、やっていましたからね。ところが、そういった事情で、10年の統計は出せないようですので、昨年度、2020年4月1日から2021年3月31日年までの1年分を調べて見ました。

ということで、2020年度に読まれた記事ベスト10点です。10位から発表していきます。URLも貼っておきますので、興味のある方はぜひご覧ください!

10位 iPhone12Proで古文書を撮影する! 584Views 2021年3月10日

9位 最新情報 緒形拳展。 記念冊子は凄いぞ!自画自賛!  646 Views 2020年9月10日

8位 これは凄い!面白い!江戸後期 武蔵・相模国 村名マップ  724 Views 2019年12月21日

7位 江戸時代のイメージ  757 Views 2017年4月17日

6位 情報解禁! 俳優 緒形拳とその時代  814 Views 2020年9月4日

5位 江戸時代の”村” 本百姓と小農民経営と単婚小家族  822 Views 2018年2月11日

4位 平戸市:按針の子孫調査方針 英故郷に協力求め /長崎 - 毎日新聞 847 Views 2017年8月5日

ここまで見てきますと、2017年が2件、18年が1件、19年が1件、20年が2件、21年が1件と、誠にバランスがいいように思われます。2020年の2件は横浜市歴史博物館で開催した緒形拳さんの展覧会についての情報記事でしたね。21年ではiPhone12Proを使った古文書撮影の記事を見ていただいたようです。その他の記事を見ますと意外と古い記事を見ていただいたんだなという印象を受けます。

4位は2017年8月5日の「歴史記事キュレーション」として紹介した三浦按針の骨が埋葬されているかも知れないという長崎県平戸市のお墓の記事でした。これについては、今年の1月13日付で、調査を担当した東邦大学から以下の様な報告がなされています。三浦按針の骨である蓋然性が高いとのことです。こちらもぜひご覧ください。

https://www.toho-u.ac.jp/press/2020_index/20210113-1113.html

 

読まれた記事トップ3

それではいよいよトップ3の発表です!

3位 江戸幕府のしくみと役職  1,573 Views 2018年1月11日

江戸幕府のしくみと役職の図ですか…。これについては翌日に改訂版を作成していますので、できればそちらの方をご覧ください!

2位 江戸時代の社会構造図 2つの幕藩体制  1,619 Views 2018年2月13日

こちらは、私の現代教養の授業「江戸学と現代社会」でも使っている幕藩体制の図です。もちろん、オリジナルの図です。

さて、いよいよトップ1は!

1位 藩のしくみと藩士の役職  5,102 Views 2018年1月10日

藩のしくみと藩士の役職に関する図でした。これはちょうど東京学芸大学で「藩政」に関する授業を持っていたときに、説明のために作成した図でした。考えて見ればトップ3は、いずれも2018年の1月から2月にかけての記事で、この授業絡みで書いた記事でもあります。これによって2020年度にもっとも読まれた記事は2018年度の4件がもっとも多くなりました。う~む。

トップ3を並べ替えてみると幕藩体制のしくみ→幕府のしくみ→藩のしくみとなります。さらに5位の「本百姓と小農民経営と単婚小家族」図を加えるとまんま江戸時代のしくみを示した図画に対する需要が多いんだということを実感させられました。8位の江戸後期 武蔵・相模国 村名マップに関する記事もそう言えますよね。これは『新編武蔵国風土記稿』と『新編相模国風土記稿』の記事を検索できる地図が公表されているサイトを紹介したものです。これは本当に便利なマップですので、武蔵国と相模国の村々について研究されている方、調べている方、興味のある方はぜひご覧いただきたいですね。

3年前の記事の方が授業が高いということを肝に銘じまして、これからもいろいろと書いていきたいと思っています。ご期待ください。

また、ここにあげた記事も興味ある方はぜひクリックして、ご覧いただければ幸いです!!

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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