【臣君の起業日誌②】準備は進んで
起業をすると言っても、当たり前ですがいろいろと準備があるもので、それでもなにかやと少しずつ進めています。前回法人の印鑑3種類を作り、法人口座を開設する準備をしていると書きました。また、会社のロゴを依頼しているとも書きました。
現在はさらに、ホームページの作成を依頼しています。それから第1弾として刊行予定の『増補改訂版 幕末風聞集』の表紙もデザイナーさんに依頼しています。史料集だからそこまでこだわらなくてもいいと思うかも知れません。でも、いわゆる厚紙やレザックなどの用紙だとどうにも味気ない。第1号刊行記念でもありますから、ちょっと贅沢な表紙を考えています。増補改訂版ですから、内容もブラッシュアップしなければなりません。本来なら名前とか場所とかに注を入れたいところですが、なにせ膨大になりますからそれは諦めて、目次がわりに内容の「目録」を作成しているところです。5巻の内、1巻目と2巻目はポンポンと進んだのですが、3巻目に入ったらやたら細かい…!ほとんどは元治元年(1864)の記事なのですが、禁門の変に天誅組の乱、天狗党の乱、下関(馬関)戦争、第1次長州征伐の記事が結構細かく、しかも入り組んで書かれているので時間がかかっています。とにかくこれをやりきらなければ…というところです。こちらは旧版の『幕末風聞集』です。100部制作して手元には1冊だけ残っています。
結構、痛んでいますね。使い倒していますから、仕方がないですね。
とにかくまずは法人口座が開設できれば先が進みません。ネット銀行を開設しようと申請中ですが、認可されなければまた他を当るしかありません。口座を開設することができて、ようやく出版に向けて取り引き予定会社と契約書を交わすことができます。個人口座でも契約は可能とのことですが、後からの変更はいろいろと面倒です。その上で、ホームページの開設にあわせて、『増補改訂版 幕末風聞集』を刊行できればと思っています。
その他にも、緒形拳さんと北條秀司先生の資料整理があって、これはアルバイトを雇う予定です。これらも事業化したいと思うのですが、そもそも史資料の整理とかは自治体や大学、文書館、博物館などの公的機関がやっていますから、一般的に所蔵者がお金を払ってまでやることとは認識されていないようです。だから研究助成金などが必要となります。現在のところ、資料を整理する作業の原資は資本金のみですから、アルバイトといっても1年しかもちません(^^;)利益…とまでいかなくても再生産できればよいのですが…。まぁ~前途は多難です(^^;)
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