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【臣君の起業日誌④】法人口座

ようやく法人口座を開くことができました。起業するにはいろんなステップがあるのですが、あんまり深く考えないで勢いでやったものですから、いろいろと後から四苦八苦しています。法人口座の開設などは最たるものの一つでした。この言い方もおかしいですが…。

合同会社設立が容易になったということもあるのでしょうね。幽霊会社は元より、近年は会社設立を最悪の犯罪の隠れ蓑にしたりするような案件が増えて、法人口座設立要件が厳しくなっているのです。2000年に「さがみ古文書研究会」を立ち上げて法人口座をした時には、とくに問題もなくすぐに作ってくれました。2017年に「緒形拳研究会」を設立した時には、その段階でも審査が厳しくて、個別研究プロジェクトをやっていた関係で本学文明研究所所長に一筆書いてもらってようやく開設することができました。

研究会と会社では根本的に違うのでしょうが、相談した段階で、法人口座開設にあたってのさまざまな注意事項を書いたチラシを渡されて、開設の厳しさを諭されました(^^)曰、のれん分けとかだとその前の実績があるので比較的開設しやすい。利益ができることが証明できれば比較的開設しやすい等々。これからまったく新しくやっていこうというのに、実績も何もありゃしません。これには参りました。

まぁ、そんな段階でいろいろと調べたところ、振り込みなどはネット銀行の方が安くなる。外貨預金などさまざまな金融商品がネットを通じて比較的簡単にできる等々の利点を鑑みて、既報の通りネット銀行を開設することにしました。まずはネットでネット銀行ベストテンなどの記事を読んで、どこが最適か、というよりどこが比較的開設しやすいか。後はキャッシュカードはどこが使えるか等々いろんな条件を調べました。最終結論として住信SBIネット銀行に決めて、一生懸命書類を書き、ようやく開設の許可が下りました。途中で書き間違いに2度ほど気づいて取り消したり…。

そしてようやく今日、書類とキャッシュカードが送られてきました。PCとスマホに登録してやっと準備OKです。で、資本金を振り込んだのですが、土日はやっていなくて、既存の銀行からは引き落とされたのにネット銀行はまだ入っていなくて、せっかくPCやネットで口座を開いても預金はゼロ円のまま(^^;)何だか切ないです。まだこれからですが、これからの時代、ネット銀行はお勧めです。とくにキャッシュカードがなくてもスマホでコンビニの対応ATMでお金が引き出せるのは魅力かも。

さて、次はオンデマンド出版に向けて契約を交わします。まだまだ先は長い。ついでに原稿進捗状況伺いの往復葉書も来ました。なかなか前時代的ですが、却ってプレッシャーですね。

庭では想い出のカンパニュラが咲き始め、アイリスが励ますように咲き誇っています。まだまだ前途は多難なれど、楽しもう!

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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