翔タイムとな!

今日のつぶやき
翔タイムとな!

それにしてもさすがというか、やっぱりというか、当然でしょうというか!昨日、ロスアンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手がついにアメリカンリーグのMVPを獲得しました。2001年のイチロー選手以来日本人としては20年ぶり2回目。しかも満票!こうなると22歳という若さで、48本のホームランを打ってホームラン王となり、打率は3割1分1厘、111打点という成績を残した、ブルージェイズのウラジミール・ミゲーロJr.選手が気の毒でしたね。2位の得票を入れた記者が29人いたそうで、大谷選手がいなかったら、本当に文句なしのMVPだったでしょうに。でも、まだまだ若いですからね。

それでもこれほど走攻守ではなく、投走攻守揃った選手は今までいなかったですからね。まさにスペシャルワンですね。今年ほどMLBの試合が楽しみだった年はなかったですね。もちろんイチロー選手が活躍していた時も楽しみに観ていましたが、さすがにこの二刀流、しかも打は特大のホームランが希望ですから、もはや長打では、ましてや単打では物足りないと何とも無茶な話です(^^;)

ピッチングも100マイルの速球に、キレのあるスライダー、そしてほとんど打たれなかったスピリット…。アメリカのボールは大きくて滑るので、ピッチャーはなれるのがたいへんだとはよく聞きました。大谷選手は、スライダーはよく曲がるけれど、スピリットは、抜く感覚と引っかける感覚のバランスが難しいといっていましたね。でも、そのスピットがまさに伝家の宝刀。

これはどこかのサイトで公開されていた写真です。4分割になっていたものを並べてみました。まったく同じフォームからストレートとスピリットを投げていることがわかりますよね。しかもストレートは160kmでスピリットは143kmですか…。もう笑うしかないですね。しかもこの落差!ストレートだと思って降ったら絶対あたらないでしょうし、よしんばスピリットと決めて打ってもあたらないでしょうね。とくに後半はコントロールが落ち着いたので、カッターを効果的に使って打たせていたのが印象的でした。な~んて私はずぶの素人ですから、結局受け売りですが…(^^;)

けがをして手術を受けて、復帰して、本人も言っていたように今年がスタートライン。今年の数字が基準となるのでしょう。ピッチャーとして9勝2敗、防御率3.18、奪三振156。打者として2割5分7厘、ホームラン46本、100打点。盗塁26。しかもWAR9.0は今季最高。詳しくはわかりませんが、選手の評価として最近よく用いられるWARは5.0点でオールスター選手級、8.0点でMVP級だとか。う~む。

まだ27歳。いつまで二刀流を再校の状態で続けられるのか。「無理はできるときでないとできない」確かにそうですね。来年が楽しみですが、とにかくけがすることなく1年をまた無事に乗り切って欲しい、マークは当然きつくなるでしょうが、その笑顔でまた乗り越えて欲しい。まずは、トラウタニコンビで並ぶ打線が復活して欲しいですね(^^)

そう言えば、2016年の夏のこと、平泉や盛岡など岩手の旅でホテルに途中のこと、タクシーの運転手さんにここが花巻東高校だよと説明されて「えぇ~ここが!」とどこよりも興奮したことを想い出しました(^^;)

まったく関係ありませんが、そっと宣伝です。野の花出版社第2弾として『江戸学と現代社会』を近々刊行します。といっても、これは本学の文理共通科目-知識とコミュニケーションの教科書ですから、オリジナルというよりも教科書になるようにまとめたものです。戦国末から元禄時代までをかぶき者を中心に扱っています。また、刊行日が決まったらそっとお知らせします。

イラストは上の娘に書いてもらいました(^^)

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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