みどりの楽園

今日のつぶやき
みどりの楽園

雨が降ったかと思うと1日天気がよくて暑かったり、とにかく天気が一定しない今日この頃です。言ってみれば「一晴一雨」といった状況でしょうか。そして今日は暑かった。研究室のある実験棟F館から14号館まで3往復して汗をかき、少々疲れました。もちろん、授業です。疲れにはヘパリーゼがよいというので飲んでいます。

それにしても晴れた日のキャンパスは若芽の黄緑や濃くなった葉桜などでまさに「みどりの楽園」です。みどりも常用漢字では緑ですが、他にも翠や碧といった漢字がありますね。黄緑まで含む広い意味でのみどりが緑。カワセミの羽のように濃いみどりが翠で、青まで含みみどりが碧だそうですね。常用漢字では「緑」のみを使います。さしずめこの陸上競技場を望む欅の林は緑でよいのでしょうか。

みずみずしいみどりですね。南面にある八重桜ももうだいぶ散ってしまいました。そうやって学内を見まわしてみると…。

向かって左側の写真は欅林と19号館です。陸上競技場の欅で、その柔らかなみどりと19号館の近代的な建物との対比がなかなかです。右上は準硬式野球場から1号館を見通したところで、左側のソメイヨシノの木が濃いみどりになっています。この前まで薄いピンクの花を咲かせていたかと思うと、あっという間の葉桜です。右下は陸上競技場を通して恋人通りのメタセコイヤを見通したところです。これも濃いみどりになっています。ただしこれも中で見るとちょっと違った風景に見えます。

青空の中、陽の光を浴びて柔らかなみどりに見えます。いずれにしても湘南キャンパスは今、いろんな「みどり」色の共演で、まさに初夏を迎えています。

こちらは3号館の前の自転車置き場です。先ほどまで警備員さんが自転車をきちんと並べていらっしゃいました。湘南キャンパスは移動がたいへんですから、自転車に乗る学生も多いのです。ただ、この前まではここがずっと空っぽだったことを考えると隔世の感があります。確かに大学の日常は戻ってきています。

4限目が終わって研究室に帰る道すがら、2号館の前は帰宅する学生たちの列でいっぱいでした。午後5時を過ぎて陽が西に傾いた中を学生たちが帰って行きます。ここでもやっぱり日常の風景を感じます。1年生の入門ゼミナールでは3限目も4限目も一人の欠席者もなく4月の授業を終えました。

ゴールデンウィークが終わるとグッと学生が減るというのが例年の傾向なのですが、さて、今年はどうでしょうか?できれば大学に来て対面で学べる喜びをずっと持ち続けてほしいものです。眠いのは仕方がないので…(^^;)

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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