あぁ!原宿駅表参道口駅舎

今日のつぶやき
あぁ!原宿駅表参道口駅舎

火曜日に原宿にある甲状腺専門の伊藤病院とオリンピア眼科病院に行ったのは既報の通りです。とくにオリンピア眼科病院は半年に1回眼科検診を受けますから、5月と11月には必ず原宿に行きます。一昨日にも書いた通り、原宿駅の竹下口は昔のままですが、表参道口は大きく変わりました。

こちらは2017年4月の原宿駅です。可愛い駅舎の小さなドームに乗った風見鶏がランドマークでした。「原宿駅」という文字も趣がありますよね。青空に駅舎の佇まいがよく似合います。

夕暮れ時ですが、2019年11月の写真です。左側には新駅舎が建築中です。

それからちょうど1年後、2020年11月の原宿駅です。向かって左側にはすでに新駅舎ができていて、旧駅舎取り壊しの真っ最中でした。新駅舎が完成したのは同年3月のことだそうです。新型コロナウィルスが蔓延してきていましたから、皆さんマスクをしています。

そういえば…。

こちらは2020年5月にオリンピア眼科病院に行ったときの竹下通りです。自粛真っ最中で、ほとんど人通りがありません。入口の電光掲示板もあかりが消えています。平日でも竹下通りはいっぱいですから。とくに5月頃には修学旅行や社会見学の生徒たちで混み合います。この頃は、新宿から山手線に乗っても皆さん1席ずつ空けて乗っていましたし、それでも新宿で座れたくらいですから、まったく異様な光景でした。

そしてこちらが2021年5月の表参道口です。新しく生まれ変わった駅舎が青空に映えています。駅のホームが広くなったわけではないですが、橋上駅舎になって、出入り口は広く楽に出入りができるようになりました。実際にはこれもオリンピックを見越しての建て替えだったのでしょうか?一応、老朽化が建て替えの要因と言われていますね。

それはそれとして、移築でもいいから、旧駅舎も記念館などの形でなんとか残せなかったのだろうかとつい思ってしまいます。大正時代に建設されたという、都内唯一の木造駅舎でしたし…。

地方の出身者で東京で知っている場所と言えば、原宿、そして表参道、竹下通りはやはり有名です。妹が修学旅行で東京に来た際も、従姉妹が同じく修学旅行で上京した際にも表参道を案内しました。表参道口はその象徴でした。時代は留まることなく進んでいくのですね…。

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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