箱根路もまた暑し!

今日のつぶやき
箱根路もまた暑し!

箱根に来ています。本当なら出雲路を訪ねる旅に出る予定だったのですが、新型コロナウィルス感染症が急増しましたから断念しました。ついでにこの夏の帰郷も諦めました。実家の妹がやはり懸念したからです。うちの1番の権力者は妹ですから(^^;)

ま、その代わりとして、箱根に残る東海道の石畳を見にいこうと思い立ったわけです。箱根町立郷土史料館の鈴木館長から、畑宿辺りが1番残っていると聞きましたので、畑宿寄木会館の駐車場に停めさせてもらって少しですが散策です。いや、これも仕事の一環ですから!箱根町の旧街道石畳修復保存に関する委員会の一員としてです。これは静岡側は三島市や函南町も共同で計画しているものです。私は、江戸時代の専門家として参加させていただいております。

実は旧東海道には、どこから行くのかよく知らなくて…(^^;)とりあえず、Googleマップ頼りで歩いて行って、結果的には上から降りるルートで歩いてみました。左上の写真はのぼり口の方です。もっとわかりやすい案内が必要でしょうね。

写真でもわかりますが、石畳はかなり苔むしていまして、雨の日などは歩きにくいでしょうね。晴れの日でも結構歩きづらいです。こちらは西海子坂という坂道で、もう一つ白水坂という石畳もあって、こちらは40分ほど歩くと元箱根に着くそうです。今日は入口の確認だけしておきました。

西海子坂を下りると、真ん前にある桔梗屋というお蕎麦屋さんがあって、ここでとろろざる蕎麦をいただきました。このとろろがまた粘りが強くて美味しかったですね。

とりあえず腹ごなしが終わった後は、予定通り箱根神社、九頭龍神社、元宮神社のパワースポット?!三社めぐりです。

箱根神社は鎮座1265年だそうで、その大祭期間中でした。宝物館ではこれを記念した特別展をやっていまして、いつも公開されていない平安時時代から鎌倉時代の神像が公開されていました。さらに秀吉が小田原の陣に関して北政所に宛てた書状や信長の朱印状、鎌倉時代に成立したという箱根神社縁起絵巻など興味深いものが展示されていました。規模は大きくないですが、やはり現物、真筆が多数展示されているということで、結構、見応えがありました。

終わって箱根園駅から駒ヶ岳までのロープウェイで元宮神社へ!

元宮神社ははじめてでしたが、とにかく景色が素晴らしかったです。上の2枚の写真が元宮神社なのですが、駒ヶ岳のてっぺんに建っています。ただし、今日は宮司さんがいらしていないということで、お賽銭をあげることもできませんでした。

とにかく360度の大パノラマは素晴らしかったですね。左下は富士山です。この暑さで霞んでいて、山頂に雲がかかっているのが残念ですが、その姿はよくわかります。そして右下!芦ノ湖の全景を眺めたのはそれこそはじめてでした。さらに相模湾は、小田原から大磯、江ノ島、三浦半島まで、反対側は初島から駿河湾と、とにかく見渡す限りの絶景でした。冬は寒いでしょうが、空気が澄んだときの景色は最高でしょうね。ちなみに元日は初日の出を拝む人たちのために午前5時から運転しているそうです。また、今はナイト延長営業をやっているそうです。夜景や星の観測もいいでしょうね!

今日は芦ノ湖のはなをりという宿に泊ります。残念ながら山側の部屋でちょっと狭いですが、露天風呂もついています。久しぶりにお腹いっぱい食べましたので、ひとっ風呂浴びてきますか(^^)

なお、八之助は、ぽてと動物病院に預けてあります。ぽてと動物病院ではペットホテルもやっています。何よりお医者さんが経営するホテルなので安心です。

初めてのお泊まりで不安げな八之助でした(^_^)v

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

コメントを残す

コメントを残す

«
»
  • LINEで送る