今日は土曜日なのですが、いろいろとやることがあって、研究室に出勤しています。とはいえ、午前中は眠かった。
先のcolumnでも書きましたが、今は宝永4年の富士山噴火の被害と復興が研究の中心テーマです。これには今一つ意図があって、大災害ではない、普通の?!気候変動が歴史にどんな影響を与えたかということです。こんなこというと、「環境決定論」などと呼ばれるのが歴史学界の通例ではありますが、さりとてないがしろにはできないと思うのです。
そんなこんなで朝日新聞の記者さんと気候変動との社会との関係についてメールのやり取りをしていて、その中で歴史学や歴史研究者がなぜ社会的な発言力を失ったのか?何のために歴史を研究するのか?なぜ研究が必要なのか?をわかりやすく説明できないかではないかというご指摘を受けました。まったくその通りだと思います。授業、とくに文理共通科目(一般教養)の授業では痛感させられます。「江戸学」と「現代社会」をつなぐ接点。まだまだ道は遠いですが、頑張って登っていかねば…。
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