卒業論文のテーマ

今日のつぶやき
卒業論文のテーマ

ここのところ、卒論に関するつぶやきばかりですね。何せ全員が提出するまで気が気ではないですから(^^;)提出したとしても、ないように不安があればなおさらです。

今年のゼミ生は6名です。それぞれのテーマをあげると…。

江戸時代のお伊勢参りから、幕末の御札降り~ええじゃないかを検討した論考。とくに関東方面への御札降りの波及の状況と特徴が興味深いです。

安政江戸地震に対する庶民意識を検討した論考。ここでは鯰絵とともに落書を分析がおもしろいですね。

天保改革における遊女統制に関する論考。天保改革の遊女統制について、法令から取り締まり、その後の動向まで追っています。改革が失敗に終わった後がなかなか…(^^)

相模川の渡船場と馬入渡船場の助船役に関する論考。馬入渡船場は、東海道にかかる渡船場です。助船役は、街道ですと助郷役にあたるものです。さて、その実態は…(^_-)

三浦郡太田和村(横須賀市)に残った『浜浅葉日記』から、近世後期の食や年中行事を明らかにしていきます。なかなかおもしろい日記です。

柏原に戻った小林一茶の行動と俳句の特徴を『七番日記』から分析します。これがまあ 終の棲家か…と詠ったわりにはなかなか故郷に定着しない一茶…。

と、今年も千差万別です。いわゆる政治経済にかかわらないのが我がゼミの特徴か?今日は早く帰ったので、私も帰ります。研究室の窓から見える風景だけが息抜き…の感じですね。さぁて、明日は授業としては最後の「卒業論文」になります。

投稿者プロフィール

馬場 弘臣

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!

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