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謹賀新年 初詣に子之神社

2018年が明けました。改めまして、明けましておめでとうございます。十干十二支でいえば戊戌の年。私が生まれたのも戊戌の年でしたから、何と還暦です。変な気分。本人にはまったく自覚も意識もないのですが、確かに足腰は弱ったかも。

12時を過ぎたところで、いつも通り、近所の子之神社にお祭りです。今でも近所にはいろんな神社がありますが、神仏分離や神社の格付けなど、明治の社寺政策でずいぶんと様変わりをしてしまいました。江戸時代、ムラの神社の中心は、ムラを平穏に収める鎮守様であり、ムラを開いた同族団の氏神様であり、その土地の神、産土神(うぶすながみ)の三位一体でありました。子之神社はそうしたムラの神様で、台地が発達した旧戸室村では、湧き水が出るところから、水の神様でもありました。もっとも、神社自体は移転したということですが。

狭い境内なのですが、毎年、消防士立ち合いの上でたき火が焚かれます。今年は、かみさんと二人きりの初詣です。月日は流れますね。でも、月がさやかで、見守ってくれているようでした。もっとも、還暦といえば本厄の年にあたりますから、子之神社のお守りをいただきました。初めてですが、私にとっては、ここが第二の故郷であり、終の棲家ですので、とくに産土神様に敬意を表して、お願いしたいと思います。もちろん、お願いの内容は秘密です(^_-)

ちゃんと子之神社と書かれていて(あたりまえか)、結構、派手なお守りです。

夜が明けたら、もちろん、お正月のお祝い。そう、今年は二人きりです。が、いつものように福岡のガメ煮と、実家に似せた雑煮を作ってくれました。ガメ煮は別に筑前煮ともいいますが、筑後にもあります。筑後の方が、味が濃くて、甘さが強いですね。実家のガメ煮は、スルメと昆布が入っているのが特徴です。母の話では、その昔はこれを味噌で味付けしていたそうで、それではさすがにまずいから醤油に変えたといっておりました。今回もスルメは入っていますが、昆布は抜きで、大根やニンジンを入れてあります。それにしても雑煮は地方によっても、また各家庭によってもいろいろで、おもしろいですね。

ニューイヤー駅伝をみた後は、天皇杯サッカーの決勝戦をみながら、お仕事です。今年もいろいろと忙しそうな予感。と言うことで、くわしくはまた明日(^^)/

 

 

投稿者プロフィール

馬場 弘臣東海大学教育開発研究センター教授
専門は日本近世史および大学史・教育史。
くわしくは、サイトの「馬場研究室へようこそ」まで!
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