【徒然】雛祭りにふるさとを偲ぶ…


いつの間にか雛祭りですね。雛人形を飾らないようになってから、どうも雛祭りの日の感覚に疎くなったようです。そうしていたら、私の故郷、福岡の西日本新聞のサイトに「おひな様は右?左?どちらが正しい? 専門家にひな人形の「謎」を尋ねた」という記事が載っていました。しかもこの記事というのが、福岡県八女市中心部で開催中の「雛の里・八女ぼんぼりまつり」で聞いたというのです。懐かしくて…。2014年の春に帰省した際に、この八女のぼんぼりまつりを見に行って、このBlogでもちょっと紹介しました。ついでですので、当時の写真を選びなおして再度アップしておきます。

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ぼんぼりまつりが開催されている、八女市の古い商店の街並みです。ここら辺は「福島町」と言っていまして、私が出た高校は福岡県なのに「福島高校」です。高校の近くには筑紫国造岩井氏の墓であるという「岩戸山古墳」と呼ばれる巨大な前方後円墳があります。

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どうです?なかなか盛観でしょう?右下なぞは「お局様」がお雛様軍団を率いているようで…(^_^;)

ところで、先の記事にもありましたが、八女地方には箱雛というのが伝わっています。どんなものか?百聞は一見にしかず!とりあえず、見てもらいましょう!!

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左が明治34年(1901)の、そして右が大正13年(1924)年の箱雛です。詳しくは先の記事を読んでいただくことにして、雛飾りはそれだけでもたいへんですから、これも一つの工夫ですね。

ところで一番上の写真の2枚にはひな壇の脇に多数のつるし雛が見えます。筑後地方ではこうしたつるし雛も盛んで、とくに柳川はそれはそれは凄いです。2008年の春と、多少さかのぼりますが、柳川のひな祭りの風景もご覧いただきましょう。

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ピンぼけ気味なのはご愛敬(^_^)左の一番上は、柳川名物川下り(正確には御城の堀割下りですね)の途中に飾ってある雛壇。右の1番上には鞠が大量に飾ってある景色が見えます。中段の右は竹のお内裏様にお雛様です。そして、大量のつるし雛!柳川ではこれを「さげもん」と呼びます。だから、通称「さげもんまつり」とも言うのですね。

ところでお気づきでしょうか?八女のひな人形ではお雛様が向かって左に飾ってあるのに、柳川では右に飾ってあります。八女の方が古来からの飾り方です。記事では「昔は左が尊ったから左にお内裏様を置いた」といった話が出ていました。まぁ~律令制の官職でも右大臣、左大臣の順番ですからね。向かって右の方が上ということでしょうか。これが交替したきっかけとなったのは、昭和天皇の即位の大礼で、外国の慣習に合わせるために天皇が向かって左、皇后が右となったと書かれていました。一般には、洋式の結婚式が普及することで左右の逆転現象が浸透したと言われています。えっ?うち…ですか?もちろん、お雛様は向かって左、お内裏様は右です!

忙中…は、やっぱりかなりなので(>_<)今日はこれくらいしておきます。この春は帰ることができないふるさとを偲んで…ちょっとした気休めの記事でした。

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