本日、3月28日(火)は、湘南キャンパス最新の校舎19号館の「こけら落とし」で、私の所属する教育開発研究センターのフォーラムが開催されました。教育開発研究センターは、昨年までは教育研究所と称していたのですが、本年度より教育開発研究センターの改称されました。昨年までは年に1度、授業研究会を開いていたのですが、本年度から教育開発フォーラムに衣替えです。今回のタイトルは、「学びと評価の再考-学びルネッサンス-」でした。学力の低下が叫ばれる現在、学生の学力は実際、どのような状況なのでしょうか。学生はどこにつまずいているのでしょうか。どうしたら「学ぶ」気持ちになってくれるのでしょうか。「”学び”の学び」。これが現在の教育開発研究センターの重要テーマの一つでもあります。
会場はオープン・マルチ・アトリエ。最新の電子黒板を備えた80名定員の教室です。正直なところをいえば、最新の施設は良いのですが、できれば演習科目で使いたいので、3分の1ほどずつ区切れれば…と思っています。古文書はもとより、史料の講読にグループ学習と、電子黒板の使い道はいろいろと考えられます。ただ、演習科目は多くても13~14名ですから、もう少し小さな教室でいいから使えればと思うのです。
と、文系の科目でもいろいろと使い方が考えられるのですが、何より本日のフォーラムは、19号館で初めて開催された研究会です。しかもブレークタイムもあって、コーヒーとピザまで出ます。
さて、来たる4月1日から、このサイトをリニューアルします。そもそもは、教育研究所時代に個別プロジェクトの一環として、栃木県安蘇郡閑馬村(現・佐野市)の閑馬小学校の明治期の史料を翻刻し、電子書籍いや電子史料として活用する方法を考えるためにオープンしたサイトでした。実際、閑馬小学校関係史料の史料集と、史料整理に関する報告書は作成したのですが、サイトそのものは、個別プロジェクトとして継続していくことが困難になりました。
そこで思い切って、もっと自由に発言していける媒体としてリニューアルすることにしました。「つぶやき」でもいいので、大学の日々を毎日綴っていきたいと思っています。もちろん、まとまったものは「コラム」として発信していきます。何はともあれ、乞うご期待!!